2月6日(月)~7日(火)の2日間、亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科の学生を対象にトラベル研修としてユニバーサルツーリズム講義をお手伝いしました。担当の久保田美穂子先生とは、2020年8月に長崎県のユニバーサルツーリズム推進事業でご一緒してからのご縁で、2021年2月にも一度オンラインでの講義をしました。今年度はリアル研修が実施できるということでお声かけいただき、1日目:座学&体験講義 2日目:フィールドワークを行いました。
渕山知弘 <office FUCHI 〜オフィス・フチ〜>
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東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。
大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
今年度の観光庁「看板商品創出事業」の「伊勢おもてなしヘルパー拡充展開プロジェクト事業」で、連携、お手伝いしている伊勢市で2月5日(日)事業報告会とヘルパー2期生の認定式が行われました。
2月1日(水)横浜市ワークピア横浜にて、横浜観光コンベンションビューロー主催の令和4年度ユニバーサルツーリズムセミナーが賛助会員向けに実施されました。2027年に横浜花博(国際園芸博覧会)を控える横浜市では、高齢者も障がい者も誰もが訪れる横浜に向けて2017年から市内宿泊施設のバリアフリー調査やバリアフリーモデルコースの策定、会員向けのセミナー等を行い、その情報を横浜観光バリアフリー情報として公開しています。今年度は、観光庁が推進する「心のバリアフリー認定制度」の認定要件等の解説を交えたユニバーサルツーリズムセミナーを実施ということでお手伝いすることになりました。
いよいよ今日(1/29)が研修の最終日となり、向かった先は大阪・道頓堀です。
4日目(1/28)は京都のホテルから出発しました。ホテル出発から地元京都でバリアフリー旅行歴42年のスペシャリスト、夢ツーリストきたみの北見さんにバスに同乗いただき京都市のユニバーサルツーリズムの取組みの解説を聞きながら清水寺へ。
3日目(1/27)は、6:45に神戸のJICA関西を出発し約220km移動して伊勢志摩バリアフリーツアーセンターを訪れました。
2日目(1/26)は、ホテルを出発し六甲山を越えて「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」からスタートです。
一昨年(2021年12月)、JICA関西主催でパレスチナ観光遺跡庁職員、観光関係者向けのオンライン研修をお手伝いしました。コロナ禍で1年延期となりましたが、1/25より7名の研修員を迎え実際に日本のユニバーサルツーリズムを視察いただく訪日研修が実現し、昨年の秋からコーディネーターとして準備に携わってきました。この事業はJICAが取組む開発途上国の課題に取組む20の事業構想「JICAグローバル・アジェンダ」の中のNO.9『社会保障・障害と開発』の一環で、日本のユニバーサルツーリズムの取組みをパレスチナの観光振興の参考にしてもらうための研修です。一昨年のオンライン研修では、キリスト生誕の地「降誕教会」などがあり欧米からも多くの観光客が訪れるパレスチナは、欧米の高齢者向けのプログラムや配慮を構築すれば、観光振興にもつながると解説しました。
高知県は4月からスタートする連続テレビ小説「らんまん」に向けて県全体で観光誘客の機運が高まっています。3月25日からは、高知県観光博覧会「牧野博士の新休日〜らんまんの舞台・高知〜」も開幕します。健常者だけなく高齢者や障がい者、多様な方々に高知を訪れていただこうと、令和4年度高知県バリアフリー観光理解推進セミナーが1/18(水)四万十市、1/19(木)高知市、1/20(金)土佐市と開催されました。
ちょうど1年前の2022年1月20日に、JNTO(日本政府観光局)のサイトに私が寄稿した「ユニバーサルツーリズムがもたらすインバウンドの拡大と地域への貢献(前・後編)」という記事が掲載されました。その記事がJNTOスペイン事務所で翻訳され、スペイン国内で紹介されましたのでご紹介します。
1/11(水)江東区文化センターにて、令和4年度観光庁看板商品創出事業「江東水運Maas事業」の一環で、ユニバーサルツーリズムセミナーが実施されました。
昨年(12/26)、全国の運輸局、自治体、観光協会、高齢者・障がい者の旅行相談窓口、旅行会社等約40名参加いただいたユニバーサルツーリズム推進に関する情報交換会が開催され、私は「ユニバーサルツーリズムアドバイザーが振り返る2022」というテーマで登壇しました。その際お話した内容をアーカイブ配信させていただきます。テーマごとに15分弱に分割しました、皆さまの地域におけるユニバーサルツーリズム推進の参考になれば幸いです。<地域連携と情報発信事例>諏訪地域を例に、相談窓口、自治体、観光事業者との連携がユニバーサルツーリズムの推進を加速していることを解説しました。