5月28日(水)、観光庁より「地域観光魅力向上事業」の一次採択結果(左記リンクあり)が公表されました。全国から272件の提案が採択されましたが、「ユニバーサルツーリズム」「バリアフリー観光」関連の提案はどうだったでしょうか。
実施主体名、事業名からだけですが読み取ってみました。
No.3 特定非営利活動法人カムイ大雪バリアフリー研究所(北海道)【「車いす紅蓮隊」と一緒に楽しむ空港や駅近の「誰にもやさしい安心安全な散策コース」の造成と販路構築】
No.57 藤岡冬桜ユニバーサルツーリズム実行委員会(群馬)【天然記念物『冬の花見』と『桜山みかん』をみんなで継承。群馬藤岡発!「桜山サステナブル&ユニバーサルツーリズム」誘客拡大事業】
No.59 山と未来株式会社(群馬)【人々の心に触れるやさしい「みどり市」の文化財ユニバーサル体験。口で詩と絵を描いた星野富弘氏の「生きる力を感じる」ツアー造成事業】
No.180 湯村温泉観光協会(兵庫)【心と身体のバリアを超える観光へ 湯村温泉発・ユニバーサルツアーの新展開】
No.263 特定非営利活動法人eワーカーズ鹿児島(鹿児島)【奄美群島ご長寿の秘訣を探る!シニア世代ターゲットの黒糖焼酎と文化を体験するユニバーサル観光商品造成事業】
5件(漏れていたら申し訳ありません)、全体の1.8%でした。
事業名からはわからないけど、事業内容に高齢者や障がい者もターゲットにしている事業があるかもしれません。
令和7年度の観光庁のユニバーサルツーリズム推進事業や、5/27に公表された観光白書の中におけるユニバーサルツーリズムの位置づけからすると、もっと多くても良いというのが私の印象です。
二次募集の締め切りは6月18日(水)までとなっています。過去の事業からするとほぼ同数が採択されるのではないでしょうか。
オフィス・フチでは、参画できるかどうかの検討段階からアドバイスできますのでお気軽にご相談ください。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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