令和7年度「観光白書」が公開されました。

5月27日、観光庁より令和7年度「観光白書」が公表されました。ユニバーサルツーリズム関連の記述を抜粋し、読み解いてみました。

特に第Ⅰ部「令和6年 観光の動向」の中にユニバーサルツーリズムに取組むべきヒントが記載されています。

〈令和7年度観光白書〉

観光庁は、国内旅行の活性化が必要でそのための国内交流拡大の柱の1つとしてユニバーサルツーリズムを位置付けている。

〈ポイント〉

・70代以上の国内旅行が他の年代と比較してコロナ前に比べて大きく下回っている。

・70代以上の旅行をしなかった理由は「健康上の理由」がもっとも多い。

・全世代でやりたいと思う余暇活動の中では「旅行」がもっとも多い。

・70代では最も大切な趣味が「旅行」

・70代の「温泉」に関するニーズは51.1%と他の年代より高い。

・夫婦・パートナー、家族・親族との旅行形態が全体の68.8%と高い。

家族旅行(個人旅行)をターゲットとした「温泉(入浴介助サービス等)」がテーマのユニバーサルツーリズムの取組みにニーズあり!

このようなポイントに着目し、ユニバーサルツーリズム関連の記載抜粋&解説をご参照ください。

第Ⅰ部の後半には、先進的な取組み事例として20年以上前からユニバーサルツーリズムの推進に取組む「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター」の取組みも紹介されています。

白書全文は上記観光庁のサイトよりご確認ください。

〈第Ⅰ部 令和6年 観光の動向〉


〈第Ⅱ部 令和6年度に講じた施策〉

〈第Ⅲ部 令和7年度に講じようとする施策〉

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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。