オヤジたちの「カブ主走快」in富士山五合目

6月21日(土)〜22日(日)、翔んで埼玉から富士山まで1泊2日ツーリングに行ってきました。高一(16才)の時部活で出会った仲間が気付けば40年の付き合い、お互いHONDAのカブユーザーということでGW明けから計画し始めた「カブ主走快」。

本来なら梅雨真っただ中の時期なので、間際になって雨予想なら中止しようとかなりゆるゆるの計画でした。


ふたを開けたら、ば、ば、梅雨前線が消えたってどういうこと???

数日前に催行が確定しました。

以下は、16才で出会ったオッサン同士は40年経っても16才のまま、部室、部活、合宿のノリになっているので※閲覧注意です。

日中の灼熱を避けたいので、朝4:30にさいたま市の自宅を出発し、浦和所沢を結ぶR463通称ウラトコ線を西に。

セブンイレブン東所沢バイパス店で仲間と合流し、朝食パンで休憩。


仲間が乗るのはHONDAハンターカブ125cc、オフィス・フチ営業車はHONDAクロスカブ110cc、2台揃って5:40、セブンを出発です。

狭山湖、武蔵村山、昭島、八王子を抜けてR413に入り、7:30津久井湖城山公園に到着。

街を抜けここからがツーリングの醍醐味!

公園を出発し、6㎞ほど走るとライダーの聖地と呼ばれるルートの1つ、山中湖につづく「道志みち」に入ります。

道志みちを走って19km、道志村に入り9:20「久保吊り橋」で一休み、脇のお茶屋を覗くと店一杯に梅干しとらっきょう漬けが!3パック1,000円ということなので、2人で梅干し2パック夜のアテとなるらっきょう1パックお買い上げ。お母さん手作りの梅干しを頬張り塩分補給も忘れません。美味い!

吊り橋から11km、ツーリング日和とあってか大勢のライダーだ集う「道の駅どうし」に9:50到着。

ずらりと並ぶビッグバイクの脇にカブ2台。

しばしの休憩の後は、富士吉田での吉田うどんを目指してさらに道志みちを進みます。

道の駅から17km、10:25山中湖村の長池親水公園に到着。
残念ながらここからは富士の頂を拝むことはできませんでした。

山中湖畔からR138、富士吉田市に入りこれぞ吉田うどん!というお店に突入しました。

これでもか!という太い麺をバキバキと喰らいます。

ここまで来ればあとはのんびり過ごすのみ、ほぼ外国人の竹下通りと化していた富士の湧き水で有名な忍野八海や、さかな公園を訪れ水族館で冷を取ります。

西湖の脇の洞窟探検したり、富士山麓をのんびりツーリング。

そして西湖の北側から湖北ビューラインに入ると!富士山が顔を出してくれていました!

そのまま河口湖の北側を走り、15:00湖畔に建つ本日の宿「旅館民宿 峰月」に到着。
右の黄色ではなく、左の白。

1泊素泊り1人4,000円(税込)の昭和レトロな宿ですが、2階の部屋からは



河口湖&富士山ビューなのです!

当初は宿に荷物を置いて五合目に行き、帰りに日帰り温泉でもと思っていましたが、計画変更!

スーパーに買い出しに向かい、宿のお風呂に入って16:30から湖畔宴会に切り替えました。

この景色を楽しまないでどーする。

河口湖からの風でほどよく涼しく、日没に向けて刻々と姿を変える富士を眺めながら、なんと幸せな時間なのでしょうか。延々と呑んでいられます。

しかし18:30ともなると、さすがに半そで短パンでは涼しいを通り越してしまったので、湖畔を撤収して部屋呑みに切り替えました。

翌朝の朝食パンも含めて、1人8,000円弱で1泊2食呑み代込でした。

2日目、朝4:30の富士山を眺めながら準備をし、5:00に宿を出発。

まずは河口湖畔の大石公園へ。

前日6/21(土)から河口湖ハーブフェスティバルが始まっていました。

日中は駐車場渋滞が生じるほどの混みようになるので、人が全く映り込まない写真はチョー貴重なのです。

5:20、大石公園を出発し富士スバルラインを36km、一気に富士山五合目を目指します!

ありがたいことに125cc以下は200円也。

カブはスピードはでませんが、2速、3速を駆使してグイグイと富士山を登っていきます。

6:09、四合目付近の大沢駐車場まで上がってくるとすでに雲海の上でした。

そして6:25、富士山五合目に到着!

ほとんど人がいなかったので、警備員さんにお願いしてココで写真だけ撮らせてもらいました。

↓五合目からの動画

6:50、五合目を出発して次の目的地に向かいました。

今度は一気に36kmを下り、河口湖からR137を甲府・笛吹方面へ。

7:52、御坂トンネル手前で振り返ると絶景の富士!富士見橋展望台です。

その先の御坂トンネル約4kmを抜けると笛吹市。
トンネルを出たら景色は一変していて厚い雲に覆われ、気温も低く寒ッ!甲府盆地に向かって御坂みちを駆け下ります。

山を下ると雲も晴れ、気温も一気に暑ッ!

笛吹市、春日居町、山梨市を通過し山道を登ってやってきたのは、8:36ほったらかし温泉

先ほど御坂トンネルを抜けた先の雲が向こうに見え、本来あの雲がなければ富士山が見えるんです。

(2024年12月3日撮影)

ゆっくり朝風呂を堪能した後は、めったに買うことのないソフトクリームをペロリ。

9:15、ほったらかし温泉を出発し、山を下った後はR140からR411(大菩薩ライン・青梅街道)で峠を越えて行きます。

10:08、R411甲州市塩山のその名も富士山が見える展望台で、今回最後の富士を眺めて東京を目指します。

青梅街道、今回初めて走りましたが標高も高いので暑すぎず、とても気持ちよく走れる道でした。
午前中という事もあり、上り車線はガラガラ、東京からの下り車線は何百台すれ違ったかというくらいのライダーでした。

ほったらかし温泉から45km、10:50山梨県の東の端、丹波山村の道の駅たばやまで休憩。

走りだすとすぐに山梨県・東京都の県境を越え10km弱で奥多摩湖まで来ました。
朝も早かったし早めの昼食を奥多摩湖畔でと

昭和な感じのドライブインでとろろ蕎麦をいただきました。

東京に入った瞬間に暑さはさらにマシマシでアツアツ、しっかり休憩してJR青梅線、多摩川沿いに東に戻ります。

ドライブインから32km、やっと青梅駅付近まで戻り、あまりの暑さに多摩川で休憩することにしました。

12:59、青梅駅近くの釜の淵公園でカブを停め、河原に下りて足を浸します。

足の血管で冷やされた血液が身体中を巡り、身体全体が冷えてくるのがわかります!
沁みる〜
河原での休憩の後、6㎞ほど一緒に走り信号で別れてそれぞれ帰路につきました。

別れてから45km、帰宅したのは16:00でした。
2日間の総走行距離:440km


あぁ、終えた直後に次回の妄想が始まってしまった・・・

あの宿とあの過ごし方は外せない・・・

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