12月23日(月)、観光庁より「地域観光魅力向上事業」事務局の公募がスタートしました。
ここ数年地域を支援する事業の後継事業です。
一次公募は令和7年3月3日(月)〜4月18日(金)
・最低事業費600万で400万まで定額補助、400万を超える部分について補助率1/2
(補助金400万円+自己負担100万円+1/2補助金100万=最低事業費600万円)
・補助上限1,250万円→事業費2,100万円までが可能
地域のユニバーサルツーリズム推進で検討してみては
毎年お伝えしていますが、ユニバーサルツーリズムの推進で「あんなことをやりたい」「こんなイメージがある」が予算の問題で実現できていない地域は、観光庁の補助金の有効活用で実現してみてはどうでしょうか。
上記事業イメージをご覧ください。
「地域固有の自然資源の活用」「歴史・文化に関する地域資源の体験化」「地域に根ざす伝統工芸や生業の観光活用」「閑散期の新たな魅力の創出」
と4つ紹介されていますが、タイトルの前に「誰もが楽しめる」を付けるとすべてのテーマにユニバーサルツーリズムは汎用できます。
・誰もが楽しめる地域固有の自然資源の活用
・誰もが楽しめる歴史・文化に関する地域資源の体験化
・誰もが楽しめる地域に根ざす伝統工芸や生業の観光活用
・誰もが楽しめる閑散期の新たな魅力の創出
「ユニバーサルツーリズム」が普遍的なテーマで、あらゆる観光に必要な考え方だからです。
過去の活用事例
オフィス・フチでは、毎年数件の事業をお手伝いしてきました。
令和3年度「地域観光資源磨き上げ事業」【長野県諏訪エリア地域連携】
令和4年度「看板商品創出事業」【伊勢志摩バリアフリーツアーセンター 伊勢おもてなしヘルパー拡充】
令和5年度「観光コンテンツ造成支援事業」【鹿児島バリアフリーツアーセンター 温泉入浴介助スタッフ育成】【KNT-CTホールディングス 諏訪ユニバーサルウェディング】
令和6年度「地域観光新発見事業」【城崎温泉 ユニバーサル外湯巡り】【高知県日高村 インフラツーリズム✕ユニバーサルツーリズム】
全国の自治体もユニバーサルツーリズムに注視!
8月に観光庁が令和7年度予算の概算要求を発表しました。
すべての項目の中で「ユニバーサルツーリズムの推進」だけが54百万円→500百万円と前年比9.26倍と突出しています。
全国の県、市町村の観光課へのインパクトは大きいはずです。
今までユニバーサルツーリズム推進を事業化・予算化していなかった自治体の中には、国の動きを参考に検討している地域もあるでしょう。
令和7年度はユニバーサルツーリズムが加速する年になるかもしれません。
オフィス・フチでは申請のための事業設計等ご相談を承っています。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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