観光庁の今年度事業で「クルーズ下船後、一番近いバリアフリー温泉は鹿児島だよ!プロジェクト」として参画されたかごしまバリアフリーツアーセンターは、夏から入浴介助スタッフの育成やモニター体験等を経て、1月25日(木)かごしま県民活動センターにて事業報告会が開催されました。
特別講演は山崎まゆみさん、観光庁の有識者であり、温泉エッセイストとして全国でご活躍されていて宿泊業界ではとてもメジャーな方です。1年ぶりに直接お会いし講演を聴講するのは初めてでしたが「親孝行温泉」「三世代温泉」をキーワードにユニバーサルツーリズムの推進のお話はわかりやすく、共感するところがたくさんありました。
山崎さんの話を受けて、私は旅行会社でツアー運営をしてきた立場として
実際にツアーの中に温泉入浴介助を組み込んだ事例をお話し
私が知る限りではありますが他地域での取組みをご紹介しました。
特に長野県諏訪エリアは、温泉入浴介助の仕組みによって旅館組合との連携も深まり今年度は「ユニバーサルウェディング事業」に進化していることをご紹介しました。
最後に鹿児島には大きな可能性の芽が生まれたこと、それを大きくするには地域の連携が重要ということをお話して本事業の総括としました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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