三浦市三崎 バリアフリーフィッシングが楽しめる美味しいまち

11月21日(木)、神奈川県のユニバーサルツーリズム推進事業のモニターツアーで三浦を訪れました。

10:00、京急三崎(マグ)ロ駅に参加者の視覚障がい者2組、車いすユーザー1人が集合し三浦市観光協会事務局長の矢島さんと合流しました。

駅からは京急バスで城ヶ島を目指します。

路線バスに車いすユーザーが始発で乗車する際は、バスがバス停に入ってくる前に乗務員さんに一声かけます。

予め車いすスペースの席を跳ね上げ、他の乗客が座らないように準備してもらえるからです。

城ヶ島大橋を渡り、終点の城ヶ島で下車。

バス停から100mほどで「海上イケス釣堀 J's Fishing」に到着しました。

スタッフから釣り竿を渡され、釣り方の説明を受け真鯛釣りスタート

そして、フィッシュオーーーーン!!!

車いすでも視覚に障がいがあっても、この釣りは楽しめます!

12時まで釣りを楽しんだ後に、すぐ脇の乗り場から「城ヶ島渡船 さんしろ」に乗船し、わずか5分の船旅で三崎港に移動しました。

昼食は港から5分ほどのところに建つ「みさき魚市場」2階の「魚市場食堂」です。

皆さん、三崎のマグロを堪能されていました。

食後は三崎のまち歩き。


港から5分ほどの食の神社「海南神社」は鳥居前の階段、本殿までの階段は脇にスロープがあり車いすでもお参りできます。


三崎に残る古い町並みを少し散策した後は、港に戻ってお買い物です。

三崎マグロ・三浦市産直品直売所「海の駅うらり」へ。

1階は海産物、2階には三浦野菜を売っています。

買い物を楽しんだ後、三崎港始発のバスを選んで三崎(マグ)ロ駅へ戻りました。

15:15、発泡スチロールに入れてもらった真鯛もお土産に、三浦半日コースは終了となりました。

京急線の特急で品川から1時間半、駅からのバスも始発、帰りも始発で車いすユーザーも楽々。

三浦市三崎は、釣り、船、海鮮と海を満喫できるバリアフリーコースでした!


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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。