11月22日(金)、檜原村にて東京都令和6年度事業「誰もが楽しめる自然体験型観光推進事業」の2回目、『払沢の滝&都民の森トレッキングモニターツアー』が実施されました。
都内の旅行会社、アクティビティ提供事業者、障がい当事者、付き添い約25名が朝10時、JR武蔵五日市駅に集い、小型バス2台(1台はリフト付)に分れて払沢の滝に移動しました。
払沢の滝駐車場で、ユニバーサルツーリズムに長年取り組んでおられる長野県富士見高原リゾートからお招きした藤田さんと合流しました。
持参いただいた、JINRIKI(車いすけん引装置)、HIPPO campe(アウトドア用車いす)の解説を受け、当事者には乗り換えていただき、滝を目指します。
参加した事業者の皆さんにも、順番に車いすを引く、押す、HIPPOを引く体験をしていただきました。
駐車場から約300m、沢沿いの遊歩道を登っていくと払沢の滝に到着。
ここでは今回の事業の連携先、㈱東京山側DMCの「みちくさの達人サクちゃん」こと探求型自然学習の講師櫻澤さんによる自然解説を受けました。
その後、払沢の滝からさらに西に22km、東京の最西端「檜原都民の森」に移動し地野菜などを使ったお弁当をいただきました。
昼食後は、ウッドチップが敷かれたセラピーロードを展望台まで移動。
ここでは、参加した事業者の皆さんにも車いすに乗る体験もしてもらいました。
空、山、紅葉、木、癒しのひと時でした。
都民の森研修室に戻った後、藤田さんによる富士見高原リゾートのユニバーサルツーリズムの取組みの講義、参加者による意見交換を行いプログラム終了しました。
9月には、新島でバリアフリービーチ体験を実施しました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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