8月27日(火)、観光庁より令和7年度概算要求が公表されました。
注目すべきは、従来訪日予算の中に位置づけられ「訪日外国人旅行者等へのストレスフリーな宿泊環境整備」がバリアフリー化を軸にユニバーサルツーリズム予算に入ったことです。
このことで、前年度比9.26倍と突出した印象となりました。
なによりも地方自治体の観光課等は、国の観光施策を注視しているはずで国がユニバーサルツーリズム推進に力を入れているというメッセージとして届くことでしょう。
全国の自治体観光課の動きをウォッチする必要があります。
その後、令和7年1月24日に公表された予算概要ではこのように発表されています。
概算要求500百万→30百万?
①宿泊施設におけるユニバーサルツーリズムの実現に必要な支援(バリアフリー化改修補助金)
が別枠で事業(事業規模20億円)として立っているので、純粋なユニバーサルツーリズム促進事業はこのような見え方をしています。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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