3月18日(火)、観光庁より専用サイトが公開され事業の説明会実施がリリースされました。
バリアフリー化の補助金事業で、補助上限額:1,500万円、補助率1/2という内容です。
先に公開されていた事業概要は以下の通りです。
事業イメージを見れば、宿泊施設のバリアフリー化は一番わかりやすい事例ですが、本事業のポイントは
・宿泊施設だけではなく「観光施設」も対象となっていること
・段差解消等のハード面のバリアフリー化だけではなく「設備導入」も対象となっていること
だと思います。
観光施設がどこまで対象となるのか?その範囲に注目していましたが、その範囲も今回示されています。
観光施設の1.〜6.をご覧いただくと観光として訪れるあらゆる施設が対象となっていることがわかります。
事業目的・背景・課題の中に「今後増加が見込まれる高齢者等の旅行需要を喚起するため」とあり、対象が車いす使用者を含む障がい者だけではないとすると、ハード面のバリアは段差等以外にも考えられると思います。
足腰が不安なシニア層にとっては、広さや長い距離も旅を検討するうえでの不安要素なのです。
観光地における設備導入の対象としてこのバリアを解消するようなモビリティも含まれるのか?
海水浴場では、バリアフリービーチ、ユニバーサルビーチに必要なマットや専用車いすも含まれるのか?
遺跡や公園等の自然環境では、アウトドア用の車いす等も含まれるのか?
3月26日(水)12:30〜14:00に開催される説明会に注目したいと思います。
〈説明会申込みフォーム〉
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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