観光庁 「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」2次採択結果公開


昨日(8/31)、採択結果が観光庁のサイトで公開されました。

別紙採択結果

2次採択は全国で606件です。

その中で、「バリアフリー」「ユニバーサル」「ユニバーサルツーリズム」が事業名に入るものは、上記リストから

NO.190「もっと自由に移動しよう!手ぶらで楽しむ金沢&ユニバーサルツーリズム金沢(石川県)

NO.417「和歌山県紀南エリアにおけるユニバーサルツーリズム普及に向けたツアー企画開発及びプロモーション実施」(和歌山県)

NO.497「介護&添乗員の資格を併せ持つ『介護添乗員』創出による要介護者の観光受入を構築したアクセシブルツーリズム造成事業(香川県)

NO.508「2023年秋はりまや橋アクティビティ観光案内所開設 『高知マルチカルチャー体験:ユニバーサル観光とアクティビティで魅了される高知市周遊』滞在型観光造成事業(高知県)

NO.551「訪日外国人車イス使用者がニッポンの大自然&スポーツを堪能する空中&海中ドローンによる体験型観光コンテンツ開発プロジェクト『Drone Paradise AMAKUSA(ドローンパラダイス天草)』事業

1次採択800件、2次採択606件、計1406件の事業の中でわずか10件という結果でした。

私は高知県の取組みをお手伝いしています。

私の見落としがあるかもしれないのと、事業名には含まれなくても事業内容がユニバーサルツーリズムのものもあるかもしれませんが、いずれにしても少なすぎると思いませんか! 

 年初(1/7)この事業の事務局が公募されたタイミングで、ユニバーサルツーリズム推進のためのこの事業の活用についてなどを解説した記事を発信しました。

「誘客多角化事業」「域内連携事業」「看板商品創出事業」に続く4年目の事業ですが、カタチを変えて来年度も公示される可能性は十分あると思います。
今年度採択された事業名や実施主体を確認すると、あらゆるテーマでの提案が可能なことがわかります。

地域におけるユニバーサルツーリズムの推進も、このような国の事業を有効に活用することで資金の問題で推進を躊躇せざるを得ない状況を打破できると思います。

下記は1次採択結果をまとめた記事です、併せてご参照ください。

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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。