みなかみ18湯でのユニバーサルツーリズム推進に可能性を感じていただいた理事長からは別途みなかみ町でのセミナーの依頼を受け、12/16に実施しました。
そこで、ユニツーぐんまの活動をご紹介したところ、是非つないで欲しいと依頼があり今回のミーティングにつながりました。
JR上毛高原駅前の役場の会議室で約1時間、安部理事長の思い、ユニツーぐんまの活動、役場・観光協会のイメージなどポジティブな意見が交わされました。
私からは、12月のセミナーでユニバーサルツーリズムの先進的な取組みとしてご紹介した上諏訪温泉が、セミナー直後に発表された「にっぽんの温泉100選」において、全国43位→24位、長野県1位という評価を得たことを解説しました。
温泉のユニバーサルツーリズム推進(温泉の入浴介助サービス、観光サポート等)は全国約3000ある温泉地の中で他との差別化につながる!ことをお伝えしました。
その後、せっかくみなかみ町まで来たので、駅から車で30分湯檜曾温泉にある阿部理事長の宿「なかや旅館」を見学させていただきました。バリアフリー状況の確認とユニツーぐんまが入ると入浴介助サービスが可能かどうか等を検討するためです。
1階の2ヶ所の段差はスロープで対応されていてバリアはありません。
1階に1室だけある「ぬる湯洞窟風呂付き特別室(リンクに360°画像あり)」は、車いすでも、足腰が不安な高齢者でも使いやすい客室です。
事前に送っていただいた写真からは判断しづらかった風呂での入浴介助は、お身体の状態次第ではユニツーぐんまのお2人は問題なし!と太鼓判を押されました。
宿のサイトでこの風呂は下記の画像で紹介されていますが、上のような画角で撮影することで広さ、段差のイメージがつきます。手前に車いすを1台置いて撮影するとさらに伝わりやすくなります。
バリアもバリアフリーも発信することがユニバーサルルーム視点では重要です。
内湯の大浴場までは3段、2段の段差がありますが、これもユニツーぐんまのような介助技術のあるスタッフが対応すれば、問題なく車いすのままご案内できます。
ご要望次第では、他の宿泊客との入浴時間の調整次第でこの大浴場での入浴介助も可能なことがわかりました。全館14室という小規模旅館だからできる個別対応の1つかもしれません。
圧巻は、階段を上がった先にある「天空露天風呂(リンクに赤ちゃんが楽しむ画像あり)」の「ベビー専用浴槽」です。あぁ〜、うちのボウズが小さいころに来たかった~(笑)
階段を上がった2階にある客室のいくつかは、赤ちゃん連れのファミリーが過ごしやすい室内になっています。
古民家風なロビーの雰囲気も田舎に帰ってきたような暖かさを感じました。
館内見学を終えた後、改めてどんなユニバーサルツーリズム対応が宿として発信できるかを意見交換しました。
そこでお伝えしたのは、国内で先進的にユニバーサル対応に取組む東西の横綱、東の「富士レークホテル」(富士河口湖温泉)、西の「なにわ一水」(松江しんじ湖温泉)はいずれもユニバーサル対応だけではなく赤ちゃん対応も積極的ということをお話しました。
なにわ一水:ユニバーサル対応と赤ちゃん対応
第1回目打合せの結論
これだけ赤ちゃん連れファミリーが気兼ねなく滞在できるなかや旅館の配慮は、その視点を高齢者・障がい者に向けるだけで、2世代ファミリーだけではなく車いすのおじいちゃん・おばあちゃんと一緒の3世代、4世代旅行の受け入れに対応できる。
必要に応じてユニツーぐんまによる入浴介助サービスも対応する。
1階の風呂付き特別室はおじいちゃん・おばあちゃん、それ以外の家族は2階にというイメージです。
具体的なアクションとしては、
平日限定ユニバーサルルーム・モニタープランの展開
今後打合せを重ね、準備が整い次第発表されます。
阿部理事長、中村さん、丸山さん、みなかみ町ユニバーサルツーリズムの第1歩を築きましょう!
ユニバーサルツーリズムの推進は観光業(宿泊・交通・観光)だけで悩んでも方向性を見いだすことが難しいですよね。
今回のように知見を持つメンバーが集うと、わずか1時間ほどの見学・打合せでアイデアが飛び交います。
あらためて全国で活動するバリアフリー観光相談窓口と地域観光関係者との連携の重要さを感じた1日でした。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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