上諏訪温泉 ユニバーサルツーリズムで長野県1位の快挙!

12月15日(月)、旅行業界紙の観光経済新聞より「第39回にっぽんの温泉100選」が発表されました。

「にっぽんの温泉100選」とは全国の旅行会社やOTAの社員など”旅のプロ”が選んだ温泉ランキングです。1年に1回実施、発表しています。

その中で地域でユニバーサルツーリズムを推進する上諏訪温泉が前年43位→今年24位(長野県内1位)になり、地元紙でその取組みが紹介されました。

(長野日報12月20日)

コロナ禍の令和3年、観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」を活用して、地域でユニバーサルツーリズムの人的サポート(温泉・観光)を担う「ユニバーサル・サポートすわ」と旅館組合・観光協会、自治体の連携を強くする事業を提案からお手伝いしました。

それ以前からも個別対応はされていた地域ですが、この時の1年間で連携は強固なものになりその後のユニバーサルツーリズム推進が加速したと言えます。

令和5年度の観光庁「観光コンテンツ造成支援事業」では、諏訪ユニバーサルウェディングウェディング事業が採択され、年度末には映像コンテンツが首都圏の鉄道車内で放映されるなど長野県内外にインパクトを与える成果となりました。

このような積み重ねは地域内での機運醸成につながり、今年度の観光庁バリアフリー化補助金事業では、一つの温泉地としては諏訪エリアが全国最多の採択数となっています。

4年前、諏訪でのセミナーでお伝えしたこと(全国でお伝えし続けていること)。


ユニバーサルツーリズム推進の取組みは他の観光地・温泉地との差別化につながる。

誰にもやさしい温泉地は選ばれる温泉地になる。
ユニバーサルツーリズムに取組む地域と取組まない地域との格差は益々開いていく。


上諏訪温泉の快挙に少しでも寄与できたことを大変嬉しく思います。

上諏訪温泉は1日にして成らず(でも5年でここまで成っています!)

諏訪地域の皆さま本当におめでとうございます。

0コメント

  • 1000 / 1000

office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。