水上温泉(群馬県)ユニバーサルツーリズム研修開催!

12月16日(火)、みなかみ町にてみなかみ町観光協会・水上温泉旅館組合主催のユニバーサルツーリズム研修が開催されました。

みなかみ町、旅行会社在籍時には首都圏からの1泊2日バス旅行で何度提案したことか。

障がい者団体の旅行でも何度もお世話になった温泉地の1つです。

もちろん家族旅行、仲間旅行、プライベートでも来ていましたが、今回は十数年ぶりの訪問です。

上毛高原駅前の観光協会が入る建物の2階の会議室には、宿泊施設を中心に観光協会、町役場からも参加いただきました。

きっかけは、9月1日に群馬県庁で開催された県主催のユニバーサルツーリズムセミナーに水上温泉旅館組合理事長が参加されたことで、その時に地域の宿泊施設の仲間にも聞いて欲しいという相談が始まり実現した研修です。


約100枚のスライドと動画を準備し、お伝えしたことは

・ユニバーサルツーリズムとは

・他地域の取組み

・まずはここから

・ユニバーサルツーリズムとはの中では、観光白書で発信されているデータからは群馬県は温泉✕ユニバーサルツーリズムは必須ということをお伝えし、Webで公開されている資料から来年度観光庁が計画しているユニバーサルツーリズム推進事業や宿泊施設のバリアフリー化補助金のことなどを解説しました。

・他地域の取組みでは上記を先進的に取組む『諏訪エリア』『城崎温泉』『鹿児島温泉』を紹介し、各エリアで公開されている入浴介助サービスの動画等もご覧いただきました。

〈諏訪のユニバーサルツーリズムの取組み〉

〈城崎温泉入浴介助サービス〉

〈鹿児島温泉入浴介助サービス〉

群馬県にもバリアフリー観光相談窓口「ユニツーぐんま」が動き始めました。
観光業と地域の窓口が連携することで間違いなく化学反応が起きて、今まで観光業だけでは発想になかったサービスが生まれるはずです。

一次的には、首都圏から水上温泉を団体旅行、家族旅行等で散々訪れた方々に水上温泉寿命を延ばす取組みで、わかりやすい・伝わりやすい1番が私は温泉の入浴介助サービスだと思っています。

翔んで埼玉から130km、office FUCHI 〜オフィス・フチ〜営業車(HONDA110㏄カブ)で、訪れる機会ができるよう、水上は頑張っていただきたいし継続的な応援をしたい温泉地です。

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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。