7月4日(金)、観光庁のサイトで採択結果が公表されました。
〈採択結果公表サイト〉
宿泊施設、観光施設のいずれかに上限1,500万円、補助率1/2という事業の概要はコチラを参照ください。
117件の採択結果を見ると、自治体、観光協会やホテル旅館組合がユニバーサルツーリズムを推進しておられる地域は結果をだされているという印象を持ちました。
〈山形県・天童温泉〉
〈群馬県・伊香保温泉〉
〈神奈川県・箱根温泉〉
〈長野県・上諏訪温泉〉
〈兵庫県〉
いずれの地域のユニバーサルツーリズム推進も、障がい者だけを対象としたものではなく高齢者や乳幼児連れも含む「誰もが訪れる観光地」を目指しておられます。
先進地域はこのような補助金も有効に活用しハードを整備すると共に、ユニバーサルツーリズム啓発セミナー等も積極的に実施しています。
未だに「ユニバーサルツーリズムに着手して儲かるのか?面倒なだけじゃないか?」とお考えの地域は少なくありません。
先進的な地域では健常者はもちろん、障がい者・高齢者・乳幼児連れ・三世代旅行・四世代旅行とあらゆる層が誘客できることを理解され、結果として取組む施設の売り上げに貢献しているからこそ積極的にユニバーサルツーリズムに取組んでいるということが全国的に認識されるとユニバーサルツーリズムがさらに加速すると思います。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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