このテーマに携わってきてから、ずーっと言い続けています。
「ユニバーサルツーリズム」は一時のブームではなく普遍的なテーマだと。
今後も続く超高齢社会においては必須であり、地域の観光振興を考えるうえで前提とならざるを得ないからです。
今年度動き出している事業で私が携わるものをいくつかご紹介します。
〈東京都 ドローンを活用したアクセシブル・ツーリズム推進事業〉
「東京都では、障害者や高齢者を含む誰もがドローンを操作して観光を楽しめるコンテンツの創出を促進するなど、アクセシブル・ツーリズムを推進しています。」
私はアクセシブル・ツーリズム分野でのアドバイザーとして本事業をお手伝いします。
〈四万十市 バリアフリー観光推進セミナー〉
高知県ではここ数年県のおもてなし室が主導してバリアフリー観光推進を事業化し、セミナーやモニターツアー、webサイト「高知のバリアフリー観光」での情報提供など積極的に推進してきました。
徐々にその動きは県内の地域に広がっていて四万十市では昨年9月に実施したセミナーに引き続き旅館組合を中心として今年度も開催されます。
全国37地域、37団体の「高齢者・障がい者の旅の相談窓口」を組織化する「日本ユニバーサルツーリズム推進ネットワーク」の総会に合わせて開催されるシンポジウムが今年は静岡で開催されます。
旅行会社、自治体、観光協会等の中にはこのような団体が地域でユニバーサルツーリズム推進のために尽力されていることをご存じないところも多いのが現状です。
観光庁のユニバーサルツーリズム促進サイトでは、令和3年3月時点で確認された窓口一覧を公開されています。
私はミニセミナーでお話をさせていただきます。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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