今年度の観光庁「看板商品創出事業」で採択された伊勢志摩バリアフリーツアーセンターを実施主体とする《お伊勢さんに「行きたい」を「行ける」に変えるユニバーサルツーリズム~『伊勢おもてなしヘルパー』拡充展開プロジェクト》、夏から動き始め新規ヘルパーさんの募集や研修を経て、いよいよ近畿日本ツーリストの宿泊サイトでの紹介がスタートしました。
<近畿日本ツーリスト宿泊サイト>
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以前から全国で活動されている「高齢者・障がい者の旅行相談窓口」の取組みが旅行会社・観光事業者と連携することで、ユニバーサルツーリズムの仕組みは加速すると思っていました。
地域のユニバーサルツーリズムの取組み認知度が上がると、旅をあきらめている層(高齢者・障がい者)が「行ける」となります。一方旅行会社や地域の観光事業者は独自でそこまでのバリアフリー受入れ体制の仕組みを作ることはできませんが、サイト等で広くPRすることはできます。
双方の強みを連携することで旅をあきらめている層の掘り起こしにつながり、新たな旅行者を創出することができるからです。
このような連携が全国で広がると良いですね。
今年度の伊勢での取組み
<7月・ユニバーサルツーリズムセミナー>
プロジェクトスタート時に関係者に集っていただき、目指すべきゴールを伝える意義があります。
<11月・伊勢おもてなしヘルパーDAY>
新規ヘルパーさんの研修を兼ねたヘルパーDAY、ヘルパーさんたちが神宮のお参りをサポートしている様子を大勢の参拝客が見ること、実施したことが業界紙で紹介されたことはPRイベントにもつながっています。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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