本日(10/3)、今回の来島の目的「おもてなし研修」が奄美大島で実施されました。
今回のテーマは「お客様のしたいを叶えるには」でした。
これは事前の島内検討会で、こうなったらいいな〜と、参加者から出たご意見からです。
なので研修では、過去のツアー事例の中からさまざまな「したいを叶えた旅」を画像、動画を使って解説しました。
座学60分の後は、アイマスクを使った視覚障がい者疑似体験、サポート(手引き)体験、車いすの基本的な操作の体験研修です。
まずは、参加者が良かれと思う方法で手引きをしてもらい、その後解説とデモンストレーションをしました。
参加者に自走、介助等を会場前の公園で体験してもらった後、奄美大島のように自然が観光素材となる観光地には、車いすけん引装置の「JINRIKI」が活躍することをご紹介しました。
研修会の様子は、取材にきていただいた南海日日新聞、奄美新聞の両紙で翌日(10/4)の朝刊に記事になりました。
このように研修会自体を記事として取り上げてもらうことはユニバーサルツーリズムの推進には非常に重要になります。認知度が低いテーマのため、記事になることで奄美大島島民、観光事業者(宿泊、交通、飲食、旅行)に広く啓発につながります。
(奄美新聞10月4日朝刊)
(南海日日新聞10月4日朝刊)
今回の研修に際して、事前2日間の島内視察をしましたが、島の観光素材に合わせて研修のスライドデータを当日まで修正し、奄美大島に合わせた内容にしました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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