12月5日(金)、横浜市帆船日本丸・横浜みなと博物館会議室にて(公財)横浜市観光協会主催の令和7年度第2回ユニバーサルツーリズム研修が開催されました。
参加者は宿泊、観光施設、福祉関係者、行政、旅行会社、その他、合計約50名と過去最多の参加でした。
横浜市は2027年にGREENⅹEXPO2027(国際園芸博覧会)、2026年には国際盲導犬連盟の会議を控えています。そこで今回は
・ユニバーサルツーリズムとは
・GREENⅹEXPO2027に向けて
・盲導犬(補助犬)の受入れ
という3つのテーマでお話をしました。
私の前には、横浜市健康福祉局による「身体障害者補助犬とは?」というテーマで横浜市の現状や取組みの発表があり、啓発のための資料が参加者に配布されました。
ユニバーサルツーリズムの解説では、対象は障がい者だけではなく
・横浜を訪れる多くの修学旅行には学年に1人車いすの生徒がいることもある。
・大さん橋に寄港する大型クルーズ客船には一定数車いす利用者や足腰が不安なシニア層がいる。
国際観光都市の横浜では取組みは必須ということを伝えました。
また、観光庁は宿泊施設・観光施設のバリアフリー化に多額の補助金を用意している、観光施設の申請が少ないのでもっと活用すべきと他県の事例などをご紹介しました。
GREENⅹEXPO2027に向けて、今年開催された大阪・関西万博での取組みやアクセス、ハード面の整備を紹介し、先日調査をしたGREENⅹEXPO会場周辺との違いを解説しました。
開催まで500日を切ったGREENⅹEXPO2027、ハード面のバリアフリー化は今から変えられることと変えることができないことがあります。
変えられない場合は、その状況をイメージしたソフト面の準備が必要です。
盲導犬の受け入れはどうすれば良いか?
旅行中の各シーンでどのように過ごしているかを実際に見てもらうことが一番伝わると考え、過去の画像をひっくり返し、ふさわしいものを用意しました。
参考になる宿泊施設の例として、新宿の京王プラザホテルのユニバーサルサービスの取組みをご紹介しました。
京王プラザホテルでは2017年に日本盲導犬協会50周年式典が開催され、一度に180頭もの盲導犬を受け入れた実績があるのです。
最後に参加者には
「各事業所で何ができるかを考えて2026・2027誰もが訪れる横浜へ」
とお伝えして一部を終了しました。
二部の体験研修では
アイマスクを使用した視覚障がい者・手引き
車椅子の基本的な操作
を体験してもらいました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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