奄美大島 宿もダイビングもバリアフリーな「ゼログラヴィティ」

10月27日(月)、鹿児島県奄美大島の南端、瀬戸内町でバリアフリーダイビングを体験しました。



10年ほど前から健常者も障がい者も同じように海を楽しんでもらえるバリアフリーダイビング、アクティビティを始めた「ゼログラヴィティ」さんは2024年3月には観光の多様性や公平性を審査する「ジャパントラベルアワード」でグランプリに選ばれています。

場所は奄美空港から73km、中心地名瀬からも40kmほどです。

拠点となる宿泊「ゼログラヴィティ清水ヴィラ」は、1Fの4部屋はすべてバリアフリー客室となっていてスロープでアプローチできます。

ダイビングの出発地ははヴィラから3kmほどの古仁屋港。




もちろん船もバリアフリー。

乗船はスロープ、船内には広めの洋式トイレ、車いすで移動できるスロープもあります。

なによりこの船がすごいのが、車いす使用者がダイビングをする際には船内のリフトで海中に降りていく装置です。


今回は実際に車いす使用者がダイビングを体験するのと同じ方法で体験をしました。

その様子はコチラ🔽🔽🔽

タンクを付けない状態で海中に降りて、海に仰向けに浮かべたままタンクを装着する。海中までは身体を支えつつゆっくりと降りていく。

インストラクターのサポートの技術に感動しました!

そして、ヒゲボウズ56歳にして人生初のダイビング、映像でしか観たことがなかった海の世界に触れたことも大いに感動しました!

実際に障がい当事者の方が体験している様子はゼログラヴィティ制作の動画を参照ください。

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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。