④憧れの地「阿蘇」を駆け抜ける

4月29日(火・祝)はいよいよ今回の旅の一番の目的別府から熊本のルートです。

6:00、まずは朝食を食べるために駐車場からバイクを出し、ホテルから3㎞ほど最近埼玉県にもできて話題の、資さんうどんへ。

ホテルに戻って準備をし、8:30出発しました。途中、昨日お世話になった別府・大分バリアフリーツアーセンターの後藤理事長に挨拶だけして、一路湯布院を目指します。

昨日の雨が嘘のように雲一つない晴天、昨日降ってくれてありがとうございました!という気分にさえなります。

ホテル出発時に隣のバイクの方が、昨日阿蘇を巡って別府に来たようで「昨日は霧で全く見えなかったから今日はいいよ」、昨日じゃなくて良かった〜。

県道11号をグングン登っていきます。峠を越えて湯布院方面に下りはじめるとこの道は憧れの「やまなみハイウェイ」となります。

中学生の頃読んでいたオートバイ雑誌のツーリング記事にも必ず出てくる道で、当時は文字だけで景色や雰囲気を地図片手に妄想していました。

この景色が広がった瞬間、ヘルメットの中でニヤニヤが止まりません。

途中の展望台から湯布院を見下ろし

8:55、湯布院の老舗旅館「由布院 玉の湯」へ。

2年前の九州運輸局のユニバーサルツーリズム事業で連携した会社の脇野さんが、今はこちらの宿にいらっしゃるということなので、ご挨拶させていただきました。

美味しいコーヒーをいただき、見送ってもらいました。脇野さん、お忙しいところご対応いただきありがとうございました。

湯布院の町を抜け、引き続きやまなみハイウェイを

10:12、蛇越展望台から湯布院、由布岳を振り返り先に進みます。

湯布院を去ると、次は九重高原

10:33、朝日台展望台から高原を一望。

高原を抜ける一本道、こんな天気でこんな道、気持ちいいしかありません。

10:45、走り始めて54kmで長者原道標。

ネットではここで記念写真撮るライダーが並ぶとあったけど、たまたま人は少なく並ばずにパシャリ。

その後、標高1330mの牧の戸峠を越えると次は阿蘇です!

峠を越えいくつかのカーブを気持ちよく下ると、突然現れました!

11:16、やまなみハイウェイ展望台からの阿蘇の景色です。

目の前に広がる景色は、文字だけの情報で妄想していた私の想像を大きく超えていて、心が躍りました。こんな場所が日本にあったんだ!

旅行業で30年、縁がなく阿蘇どころか熊本県だけが47都道府県で唯一空白で行ったことがなかったんです。お客様には提案したり、企画した経験はありましたがこの景色を知っていたらもっとオススメできてましたね。

11:26、さらに下った先で今回5県目となる熊本県、南小国町に入りました。

熊本に入ってすぐレストハウスや食事処が目に入ったので、ここで昼食にしました。

野菜中心の八菜屋定食。

食後、朝ホテルで出会ったライダーさんからも「ここは行ったほうがいいよ」と勧められた「大観峰展望台」へ。

やまなみハイウェイから県道339号、通称ミルクロードに右折ししばらく走り

12:48到着しました。観光バス、自家用車、そして100台はありそうなバイク、ライダーにも大人気のスポットで、まさに阿蘇ツーリングの聖地です。

画角が巨大なタンコブ(笑)


せっかくここまで来たので、遠くに見える中岳の山麓に広がる草千里を目指すことにしました。

一度眼下に広がる阿蘇市まで下り、そこからパノラマロードを標高1100mまで一気に登ります。

目指すはあの山の裏側、あと少し!

14:26、駐車場激混みの草千里ヶ浜に到着しました。

まだ先に中岳の火口もあるのですが、今回はここまでとしました。

やまなみハイウェイ、阿蘇を存分に堪能し一路、熊本市内に移動開始しました。

そして16:30、市内のホテルに無事チェックイン


本日の走行距離:181.0km

総走行距離:559.0km

燃費:57.80km/ℓ

17:30、熊本県でユニバーサルツーリズム推進に尽力されている「UDくまもと」の内賀島さんと待ち合わせ。

昨日の別府に続き、今宵もユニバーサルツーリズム談義であっという間の3時間、内賀島さんありがとうございました!



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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。