研修3日目は2019年10月31日の火災により被災した首里城での研修です。
原寸場内で作業をする職人の様子も間近で見学できる「見せる復興」を学びました。
最初に首里城公園の概要や被災から現在までの取組みの解説を受けました。
往路はピンクのバリアフリーコースを実際に歩き、首里城のバリアフリー対応も体験しました。
遺跡が主要な観光素材のパレスチナ、修復等を担当している研修員もいて首里城復興の様子は皆さん熱心に説明に聞き入っていました。
その後、南城市に移動しユインチホテル南城のバリアフリー対応の取組みを研修しました。
ご案内いただいた高橋次長には客室の稼働率など具体的な質問が投げかけられ、ホテルのバリアフリー対応に何が必要か?など参考になったようです。
またレストランでは、ホテルの従業員研修や対応アドバイスもされているNPO法人バリアフリーネットワーク会議親川代表から、食のバリアフリー(アレルギー対応)等の解説がありました。
3日目の最後は、同じく南城市のあざまサンサンビーチを訪れました。
親川代表より期間中、常設のユニバーサルビーチとしてどのような受入れをしているかの解説の後
ビーチ責任者の岡市さんの指導で研修員の1人に実際に体験してもらいました。
パレスチナのビーチでも参考になればなによりです。
ユインチホテル南城の白附支配人、高橋次長、あざまサンサンビーチ岡市さん、そして親川さんありがとうございました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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