東京都では、オリパラが決まった後2016年頃からアクセシブル・ツーリズムの推進に力を入れており、毎年都内事業者向けの推進セミナーを継続しています。
私は派遣型セミナーを毎年2~3団体お手伝いしており、昨日(2/21)はKNT-CTホールディングスグループの1社株式会社ツーリストエキスパーツで実施しました。
この会社は、添乗員をはじめとした旅行業務の人材派遣・空港での送迎サービス・研修業務などを通じ、旅行・観光業界のエキスパートを得意分野とした人材ビジネスを展開しており、昨日は本社の役員の皆さまをはじめとする社員の方々、そして北海道から九州までの拠点、空港スタッフはオンラインで約40名に参加いただきました。
お話したのは、私の古巣でもある近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムが過去から現在まで実施しているユニバーサルツーリズムの取組み
その取組みをベースとした東京都をはじめとした自治体のユニバーサルツーリズム推進事業の実績。
観光庁が取り組むユニバーサルツーリズムとは。
特に、「心のバリアフリー認定制度」は全国の宿泊施設や観光案内所が積極的に取組み始めている中で旅行業がその動きに連動できていないことを解説しました。
万博に向けた自治体の動きの中では、全国初の「ユニバーサルツーリズム推進条例」の制定に着手する兵庫県の取組みや、近畿日本ツーリストも連携し事業に取組んだ伊勢市の「伊勢おもてなしヘルパー」の取組みを紹介しました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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