江東区 水彩都市のユニバーサルツーリズムの可能性

(江東区観光協会より)

江東区の観光マップを見ると、主要道路並みに運河が網羅されていることがわかります。

私自身今まで仕事で区内を訪れてもJR・地下鉄等で移動することが多かったので、何十年と都内に勤務していてもほとんど気付きませんでした。

これは、他の地域が創ろうとしても創ることができない強い観光素材と言えます。

そして、移動に際して様々なバリアに直面する車いす使用者にとって、乗ってしまえば移動=観光という船はユニバーサルツーリズムと親和性が高い交通手段でもあります。

9/15、区内の主要な乗船場をバリアフリー視点で視察してきました。



乗船場がバリアフリーかどうかは重要ですが、駅から近いか?周辺にバリアフリートイレはあるか?乗船前後に周辺に楽しめるスポットはあるか?等々、観光として考える際には複合的に検討する必要があります。

結論から言えば、いくつかのハードルはあるにしてもユニバーサルツーリズムとして致命的なバリアはなく、今までにない東京観光の「売り」の1つになるだろうというのが私の印象です。

全国では、さまざまな工夫をして車いす使用者でも楽しめるよう受入れ対応をされています。

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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。