3年ぶりに開催された高知県のよさこい祭り、県のバリアフリー観光の情報発信に私たちはこの祭りを提案しました。
全国の祭り、イベント、花火などのバリアフリー対応は障がい者が楽しめるだけではなく、地域の高齢者がいつまでも楽しめるものになるからです。
今回は、観光客でも事前申し込みできる「あったか高知踊り隊」に車いすユーチューバーの眠梨桜さんが参加しました。
高知市役所前に集まってきた参加者は、小グループに分かれて踊りを教えてもらった後に、輪になって練習します。
この連はホテル旅館組合が中心となって運営しており、車いす使用者が参加することで運営関係者へのバリアフリー対応啓発にもなりました。
その後高知城に設置されたステージに移動し、多くの観客の前で踊ります。
最後はメイン会場となる追手筋を踊り、市役所で解散式となります。
今回同行してみて、ちょっとした配慮があれば高齢者や障がい者も充分楽しめることが確認できました。
運営された皆さんの優しい配慮をそこかしこで感じた数時間でした。
参加してもらった眠梨桜さんも、心から楽しんでくれたのが何よりで、すでに来年も踊りたいと言われてました。
眠梨桜さんの「ねむりさくらの晴れのち車椅子。時々杖。」です。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
0コメント