高知県 JINRIKI借りて楽々「らんまん」ツアー

よさこいのバリアフリー体験の翌日、そして3日目は来春の朝ドラ「らんまん」の舞台、牧野富太郎にまつわる観光地を車いすユーチューバーの眠梨桜さんに巡ってもらいました。
牧野富太郎が生まれた町、佐川町は観光ガイドの皆さんによるまち歩きが人気です。
長い距離を歩くのがつらい高齢者や障がい者も車いすや車いすけん引装置JINRIKIを気兼ねなくレンタルすると楽しめますし、古い町並みに似合います。
隣の越知町では、横倉山自然の森博物館が牧野を紹介する主会場の一つになります。
JINRIKIは、佐川町、越知町を含む仁淀川流域の市町村で構成される「仁淀ブルー観光協議会」で保有しているので、各観光協会に事前に申し込むと準備してもらえます。
3日目は高知市内、五台山竹林寺と高知県立牧野富植物園。
階段がバリアとなる竹林寺では、本堂が建つ上のエリアと、紅葉の境内がきれいな下のエリアを分けると車いすでも参拝でき、お寺の方も事前に連絡もらい、人がいれば数段の階段の介助お手伝いしますよと、優しい対応です。

県立牧野植物園でも長いスロープの移動は、車いすを押すよりJINRIKIで引くほうが介助者の負担は軽減されます。
市内では、バリアフリー観光相談窓口で貸出しをしています。
高知県は他県に比べて車で観光する方が多い県です。
観光前に市内でJINRIKIを借りて車に積んでからスタートすると、主要な観光地で貸出ししている車いすとの活用で、足が不安なおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に観光を楽しめます。
下記は今回モニターとしてご協力いただいた車いすユーチューバー眠梨桜さんの「さくらチャンネル」です。

0コメント

  • 1000 / 1000

office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。