昨年11月~12月にかけて、JICA(独立行政法人 国際協力機構)主催のパレスチナの観光遺跡庁、観光関係者向けにオンライン形式でのユニバーサルツーリズム研修が実施されました。
研修から4ヶ月後の4月13日(水)には、今後パレスチナで実施を予定しているアクションプランの進捗報告会が行われました。
報告会には、世界遺産イエスキリスト生誕の地「生誕教会」があるベツレヘムと、モザイク装飾が素晴らしい「ヒシャーム宮殿」が近いラマッラの2ヶ所から参加され、オンラインでつなぎ報告とディスカッションを約2時間、大変内容の濃い報告会でした。
昨年の研修オリエンテーションの際は、遺跡はそもそもバリアが多い、財政的にもハード的にも難しいテーマという認識からスタートした研修でしたが、全5回の研修終了時にはユニバーサルツーリズムは今後のパレスチナなの観光振興に必要なテーマということを理解いただき、具体的なアクションプランに落とし込んでいただけたこと、それをしっかりと取り組んでいただけていることに感銘を受けました。
(現地に許可をいただき掲載しています)
(724-743年、ヒシャーム宮殿は日本の奈良時代に建てられたもの)
(ヒシャーム宮殿に残るモザイク装飾)
以下は、昨年実施されたオンライン研修の内容です。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
0コメント