JICA(独立行政法人 国際協力機構)の今年度の事業で、中東「パレスチナ」のユニバーサルツーリズム促進をお手伝いさせていただきました。
パレスチナの観光遺跡庁職員、ホテル事業者、旅行会社、現地ガイド、観光業に携わる方々数名を対象に12月6日(月)~9日(木)、13日(月)事前に収録・編集した研修動画を視聴してもらった後に、オンラインでつなぎ通訳を介して約2時間のLIVE研修というプログラムです。
(第1回は日本で推進しているユニバーサルツーリズムとはという話をしました)
(第2回は観光地、宿泊、交通、バリアもバリアフリーも「情報」の集約と発信はすぐにできるという解説をしました)
(第3回は長野県伊那谷観光局主催の高遠で実施した研修の様子を解説し、日本でユニバーサルツーリズム推進のための啓発をどのようにやっているかを紹介しました)
(第4回はユニバーサルツーリズムに先進的に取り組んでおられる富士見高原リゾートの様々な受入れ対応をご紹介しました)
日本とは比較にならないくらいハード面のバリアが多い国でも、少しでも日本で推進しているユニバーサルツーリズムを理解いただき「できることはゼロではない」ということが伝われば、今回お手伝いさせていただいた意味はあったと思います。
改めて、日本が海外のモデルとなるユニバーサルツーリズム先進国にならなくてはと感じた5日間でした。
夏から準備をしてきた研修動画収録に際しては、伊那谷観光局の皆さま、JINRIKIの中村社長、ユニバーサルサポート・すわの牛山代表、古村さん、富士見高原リゾートの藤田課長、東京トラベルパートナーズの栗原社長、磯谷さん、松瀬さん、車いすユーチューバーの眠梨桜さんには多大なご協力をいただきました、ありがとうございました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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