8月22日(金)、2日目は北陸新幹線の線路脇に建つ「トレインパーク白山」からスタート。
6月20日から0系新幹線のドクターイエローが展示されています。
館内ではグランクラスのシートに座ったり、鉄道好きな小松さんには運転シュミレータを体験いただきました。
「この乗り心地なら差額払ってもいい」と久保田さん。
停車位置からわずか数メートルでの停止は、初めてとしては上出来という評価をもらって大満足の小松さん。
また、新幹線の通過時間に合わせて屋上展望室エリア(5F)に移動すれば、時速200kmで通過する北陸新幹線を通過音とともに見学できます。
4F新幹線見学エリアからは、実際に整備をしている様子を見学できます。
(200km/hで通過する新幹線、奇跡の先頭車両撮影!)
その後、浅野太鼓楽器店での工場見学。
入口の4段の階段は、介護タクシーのたいよう交通さんがお持ちの簡易スロープで解消できました。
すぐさま浅野太鼓楽器店のご担当者がスロープを撮影され購入の検討に入られたのが印象的でした。
施設のバリアフリー化は多額の費用をかける改修以外にも、必要な時だけ使用する福祉用具の活用で対応できるケースが多くあります。
最初に数種類の太鼓の説明を受け、いくつかは実際に試打させてもらった後に工場を見学します。
くり抜いた内側の紋様の違いで反響する音が変わる体験もできました。
丸太の状態から中をくり抜いて徐々に太鼓の形になる過程や
強力な力をかけて革を張っていく過程など、初めて知ることばかり。
視覚に障がいがあっても丁寧な解説でわかりやすかったと感想を述べられていました。
最後はスタジオに移動して、先生の指導のもと参加者と一緒に太鼓体験ワークショップで見学を終えました。
道の駅「めぐみ白山」での昼食とお土産を買い
白山市役所で市のご担当、観光連盟の皆さんと2日間の感想や課題など意見交換をして、14:30金沢駅で解散となりました。
モニターツアーにご協力いただいた、車いす使用者の小松さん、小松さんの付き添いで参加いただいた、ユニバーサルサポートすわの牛山さん、視覚障がい者の久保田さん、久保田さんの手引き参加の橋本さん、ありがとうございました!
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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