11月11日(月)〜14日(木)、㈱南信州観光公社主催の『錦秋の南信州モニターツアー』に参加しました。
星空で有名な南信州の阿智村、阿智昼神観光局が10年ほど前からユニバーサルツーリズムを推進されていることは知っていたのですが、旅行業で30年勤めていながら南信州、昼神温泉は行ったことがなくプログラムにユニバーサルツーリズム体験の文字を見つけ申し込みました。
9:05、バスタ新宿を出発したバスはひたすら中央道を走り、唯一双葉SAで約20分の休憩を挟み、諏訪湖を右に眺めたら、南アルプス、中央アルプスに挟まれた伊那谷を名古屋方面に南下します。
終点の飯田駅前に着いたのは13:20、なんと4時間15分!!!
しかしリニアが開通すると東京⇔飯田間、わずか40分とのこと!
駅前で主催者側の皆さまと、新宿からやってきた初対面の5人(女性3・男性1・オッサン1)のオリエンテーションがあり、早速初日のプログラム農家民泊=農泊のお宅に移動しました。
途中立ち寄ったのは、三遠南信自動車道の天竜峡大橋の下を歩ける「そらさんぽ天竜峡」
男性陣は、約30年前に農泊の基礎を創られた太田いく子さんのお宅にお世話になりました。
いく子さんは2008年に「農林漁家民宿おかあさん100選」にも選ばれている方でした。
農泊、働かざる者呑むべからず!早速キウイ畑での収穫をお手伝いしました。
ケース一杯の収穫したキウイは、グローブで軽く磨き袋詰めにし無人販売所へ。
1袋100円!翌朝には5袋売れてました。
労働の後は、いろりを囲んで夕食。
いく子さんから、農泊立ち上げ当時のご苦労などお話を聴きながら信州秋の味覚を美味しくいただきました。
今では約300軒の仲間と農泊を受けられているとのこと、高齢のためバリアフリー化した農家もあるそうなので、その情報を整理したら障がいがある生徒を含む学校にも提案できるはずです。
2日目は「天竜峡ウェルネスウォーキング」からスタート。
日本ウェルネスウォーキング協会の先生のお話を聴き、血圧・脈拍を計り、しっかりストレッチをしてウォーキングコースを歩きました。
昼食を挟んで、午後は天竜川和船下り。
ゆったりと渓谷の紅葉を楽しみながら・・・と思いきや、いくつかの瀬はまるでアトラクションのような迫力でした。
2日目の宿は飯田市から一山越えて阿智村の昼神温泉です。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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