2020年7月、30年のリーマン生活から突然去る決断をすることになり間もなく丸4年。
当時、家には大学生のボウズ2人、家庭内でも我が家大丈夫?と家族共々不安を抱えて半フリーランス生活がスタートしました。
あれから4年、息子たちは昨年春に無事就職しそれぞれ家を出て巣立ってくれました。
カミさんとも、これからはお互い好きなことやろう!となったので、仕事的には1年を通じて比較的オフのGW旅をイメージし始めたのが年明けあたり。
1ヶ月前発売開始の東九オーシャンフェリー 東京港〜新門司港の予約が取れたことで確定しました!
そして2024年4月25日(木)14:20、さいたま市の我が家を出発したのです。
風防には高知家ピンバッチ、御守りは2年前伊勢でいただいた二見輿玉神社の無事カエルストラップ、そしてカツオのたたきキーホルダーにぐんまちゃん、完璧。
2年前の高知旅は途中キャンプも予定したので重装備でしたが今回はビジホ旅、これでも相当身軽な感じでの出発です。
さいたま市から第二産業道路を川口、足立区と抜け日暮里舎人ライナーの下、尾久橋通りを南下し荒川に架かる尾久橋を渡ったところで左折、荒川沿いに走ります。
その後、四ツ木橋で国道6号線水戸街道を右折し墨田区へ。スカイツリーの脇、本所吾妻橋駅から区内を南北に通る三ツ目通りを南に。
今年の5月22日で12年目を迎える東京スカイツリーをパシャリ。
12年前、開業に合わせて浅草ビューホテルのスカイツリービューのバリアフリールームと浅草の人力車を宿泊プランとして販売したことを思い出します。
三ツ目通りを南に進むと江東区へ。フェリーターミナルまであと4km、ダイエー豊洲店で夜の宴を仕入れました。
そして17:00、東京港東九フェリーターミナルに到着。
乗船手続きをし、目的地である「新門司」のステッカーを風防に貼ります。
出航2時間前ということでまだ少なかったバイクも、最終的には70台以上は並んでいました。
右の列が徳島までなので四国を目指すライダーが多いんですね。
18:00過ぎに新門司行きのバイクから乗船が始まり、奇跡に予約確保できた3人用個室にチェックイン。
壁から2段ベッド、床に1人で3人まで泊まれる部屋は船内にわずか14室、連休前の下りは1ヶ月前の9:00のweb発売開始と同時にEnterキーを押して取れるかどうかのプレミアルームなんです!
基地に荷物を広げたら、すぐさま大浴場へ。今日は東京も27℃くらい?ヘルメットの中も汗だくだったのでまずは出航前にひとっ風呂。
フェリーにはシャワー室のほか、いつでも入れる大浴場もあるんです。
今日はもうバイクの運転はありません合法的に酒が呑めます。
レストランのない船内には自販機がずらりと並びます。
スーパードライをゲットし甲板へ。
東京の夕景を眺めながら風呂上がりの一杯、至福の時です。
GW前とあって乗船に少し時間がかかり19:15に無事出航、東京ゲートブリッジを通過する当たりまで甲板で過ごし、あとは部屋で呑むだけ。
東京から新門司まで1,000km以上。下道しか走れない我が営業車(クロスカブ110cc)だと、私なら5日(5泊)はかかります。それを、呑みながら2日間で運んでくれるフェリー。
大部屋なら片道1人17,300円(税別)、バイク代5,900円(税別)、個室使用料13,600円(税別)、計40,480円(税込)は決して高くないと思います。
旅はまだ始まったばかり、ワクワクが止まりません!
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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