東京都 アクセシブル・ツーリズムは島しょへ(小笠原編④)

小笠原3日目は、母島日帰り観光です。

父島からさらに南に50km、ははじま丸で片道2時間の船旅となります。

父島を7:30に出航し母島に9:30、復路は母島を14:00に出航し父島には16:00に戻ってこれるので、4時間半の滞在時間で、日帰り観光をする観光客も多くいます。

乗降口、船内はバリアフリーです。

観光客の多くは、島に到着すると島内を巡るツアー会社のバンでの島内観光に参加されますが、島内を走る車で車いす対応している車両はないので、今回は徒歩で島の歴史を知ることができる「ロース記念館」と港の近くの「脇浜なぎさ公園」をのんびりと散策しました。

母島は港からロース記念館付近までのわずか600mほどのエリアに宿、飲食、スーパーがありますが、人口約450人の小さな島なので、いずれも数軒だけとなります。

ロース記念館では、タコノ葉細工のブレスレット作り体験をしました。

その後、港に戻りその先の公園へ

たぶんランチをやっているレストランは公園の脇の「88CAFE」だけだと思われます。母島観光の際は、父島で事前にお弁当を用意するのが一般的なようです。

母島には車いすでも泊まれる宿「アイランドリゾート母島南風」もありますが、島内観光の車両はバリアフリー対応ではないので、通常のバン車両に乗降できる方か、のんびり徒歩観光を楽しむ方におススメです。


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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。