10月28日(土)〜30日(月)まで、「燃ゆる感動かごしま大会(全国障害者スポーツ大会)」を控える鹿児島県。
10月10日(火)、桜島・錦江湾ジオパークでガイド&イベント活動を企画運営する団体「桜島ジオサルク」で視覚障がい者に楽しんでもらえるプログラムの研修に行ってきました
今回もご一緒したのは「かごしまバリアフリーツアー」の紙屋代表と全盲の小山さんです。
桜島ジオサルクの方々は、以前鹿児島市内で実施されたユニバーサルツーリズムセミナーに参加され、その時にご紹介したタッチツアーというプログラム、アイマスク・手引きを体験されています。
まず嬉しかったのは、私が視覚障がい者を対象に桜島ツアーを企画したら絶対に用意したいと思っていた「触地図」を用意いただいていたことです。
桜島の形、大きさ、火山のことなどこの触地図で多くのことをイメージいただきながら解説されました。
その後、実際に溶岩に触れながら解説を受けたことで、全盲の小山さんからも「楽しかった、よく理解できた」と大好評でした。
手引き(視覚障がい者のサポート)も非常にスムーズでした。
鹿児島県、鹿児島市は、障スポ大会に向けてユニバーサルツーリズムを推進しています。
8月には、小山さんが訪れた鹿児島県立博物館で展示物に点字シールが貼られる取組みも話題になりました。
鹿児島を訪れる視覚障がい者選手や関係者の皆さん、博物館や桜島に是非行ってみてください。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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