最終日となる5日目は、旧海軍司令部壕を訪れ「平和学習」とバリアフリー対応を研修しました。
屋良所長のご案内で、最高地点のビジターセンターから
階段を下って壕の中に入っていきます。当時のままの壕のため通常の順路だと車いすは最初の階段から先に進むことはできません。
壕の中も小さな段差や通路が狭いところはあります。
このような環境の場所をどう車いす使用者に見学してもらうのか?
車いす用駐車場は壕の出口付近に設置されています。
そして、出口に用意された貸出し用電動アシスト付車いすを使って壕の中に入ります。
このような工夫をすることで、全てを見学はできなくても可能なところまでご案内することができる。特に遺跡のような観光地が多いパレスチナでは、見学ルートの工夫の例として参考にしてもらいたいと解説をしました。
屋良所長、お忙しい中ご対応ありがとうございました。
午後はJICA沖縄センターに戻り、閉講式が行われました。
2021年12月のオンラインでのユニバーサルツーリズム研修、今年1月の関西での訪日研修のことに触れ、そして今回の沖縄研修がパレスチナの観光誘客につながることを願ってご挨拶しました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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