この動きとは別に、たまたまご縁があってつながっていた群馬バリアフリーツアーセンター準備会メンバーの皆さまと3月24日(金)にお会いしてきました。
群馬県のこの動きは、3年ほど前から群馬県に高齢者・障がい者の旅行相談窓口を作りたいと願いながら活動してきたココフリ群馬の木暮奈央代表(手前右)の県への働きかけや仲間づくり、2月県議会でユニバーサルツーリズム相談窓口の設置を求める議員からの質問など、タイミングが重なったと言えます。
この日集まったメンバーは、木暮代表のほか介護福祉士でトラベルヘルパーの小貝さん、草津で源泉かけ流しのバリアフリー貸別荘「たいらの湯」を営む中村さん、特別支援学校勤務の丸山さん
長野から高齢者・障がい者の旅行相談窓口の先輩、ユニバーサルサポートすわの牛山代表も駆けつけました。
約4時間、私は旅行会社で約20年携わってきたユニバーサルツーリズムの事例、群馬県にどんな団体で訪れたか、他県の相談窓口の状況などをお話し、これからセンター機能を作ろうとされている皆さんの質問に私の知っている限りお答えしました。
いよいよ兵庫県では全国初となるユニバーサルツーリズム推進の条例が制定されます。
その他県や市町村単位でユニバーサルツーリズム推進を年間の計画に掲げる自治体も徐々に増えつつあります。
首都圏からも行きやすい群馬で温泉、観光、果物狩りなど、誰もが楽しめる群馬に向けて受入れ整備が加速することを望みます。
群馬県で一番高い建物の群馬県庁、じつはバリアフリー観光施設・食事場所としても最適なのです。
32階の展望フロアからは群馬県内を一望でき、31階レストランフロアには和食、洋食のレストラン、各階にバリアフリートイレがあり、首都圏からの団体旅行にも対応できます。
私自身、2010年8月には首都圏の筋ジストロフィー患者の会の皆さま総勢164名、そのうち電動車いす・車いすの患者さん約40名の越後湯沢2泊3日をご案内し、帰りの昼食に群馬県庁を提案し皆さまに喜ばれたことを思い出します。
さらに昔、2004年3月には盲導犬ユーザーの皆さまとボランティア約60人(盲導犬28頭)で越後湯沢に行った際には、行きは道の駅「川場田園プラザ」でこんにゃく作り体験、帰りは沼田の「原田農園」できのこ狩りを体験していただきました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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