2日目(1/26)は、ホテルを出発し六甲山を越えて「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」からスタートです。
この時期は花はほとんど咲いてなく、フルーツ狩りもできませんが、関西の障がい者団体や特別支援学校が多く訪れる施設として聞いており、なぜここを訪れるのか?どんなところが障がい者にやさしい施設なのか?を見つけることを課題として研修員の皆さんには園内を散策してもらいました。
その中で、どんな対応がパレスチナの観光地に汎用できるか?を考えてもらいます。
ここでは全盲の広瀬浩二郎先生による「触れる博物館」(タッチツアー)について、ご自身の研究のことなど含めて解説いただきました。
研修員からはパレスチナの歴史的建造物、展示物に置き換えて多くの質問が出ていました。
その後、実際にタッチツアーを体験です。
このような展示や考え方は、ハード面の整備が大変なパレスチナでも、すぐに汎用できるプログラムです。
そして、何か1つでも着手するとユニバーサルツーリズムは動き始めます。
視覚障がい者にタッチツアーが楽しんでもらえるなら、聴覚障がい者には?車いす使用者には?高齢者には?と発想と想像が広がるからです。
※日本でも同じだと思います。
広瀬先生に触れてわかるモザイクの置き物がプレゼントされ、博物館を後にしました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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