12月26日(月)、東京トラベルパートナーズ(株)(TTP)主催のユニバーサルツーリズム(UT)推進に関する情報交換会が霞が関で開催されました。
TTPはコロナ禍で全国の観光地からオンラインツアーを実施しており、社長の栗原さんは以前から業界、地域、団体の枠を越えた連携を模索されていて、今回の会が実現しました。
会場には、観光庁のUT担当進藤さん、観光庁UT事業有識者でもある温泉エッセイストの山崎まゆみさん、伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長の野口さん、長崎ユニバーサルツーリズムセンター代表の里見さん、ユニバーサル・サポートすわ代表の牛山さん、先進的にバリアフリー対応を推進されている松江しんじ湖温泉なにわ一水社長の勝谷さん、その他旅行会社からも参加がありましたが、オンラインでは全国から自治体、高齢者・障がい者の旅行相談窓口、旅行会社等約40名に参加いただきました。
冒頭、TTPの栗原さんからは同社のサイト上で地域で販売ができる着型ユニバーサルツーリズム商品(旅行サポート、入浴介助、UTプログラム等)を無料で紹介しますという今までなかった画期的なプラットフォームの提供が発表されました。
つづいて観光庁の進藤さんからは観光庁の令和5年度UT予算についてのお話がありました。
・前年度比1.69倍の予算というのは、観光庁としてもUT推進を強化。
・来年度の事業概要の解説。
最後に私は、2022年携わったUT関連事業から地域の参考になればという思いでいくつかの事例紹介と解説をしました。
・ユニバーサルツーリズムの推進は地域の観光関係者との連携で加速
・国や県の事業を上手に活用して地域でもユニバーサルツーリズムの推進を。
・既存の祭りやイベント✕UTは関係者だけでなく観客も巻き込んだUT推進に。
このような機会を通じて、全国で取組まれている好事例の共有が広まればユニバーサルツーリズムの推進が加速すると思います。
ご連絡いただければ、セミナーで解説した事例の関連URLをまとめた資料をお送りします。
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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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