11月28日(月)、松江で開催された中国運輸局主催の「訪日ユニバーサルツーリズム推進セミナー」のアーカイブ動画が公開されました。
第一部では『山陰ユニバーサルツーリズムの財産 まち歩きバリアフリー情報誌「てくてく日和 山陰」』というタイトルで私が
①観光庁が推進するユニバーサルツーリズムとは
②「てくてく日和 山陰」の解説と他地域の取組み
の2つのテーマについて約25分お話しました。
セミナーで使用した資料は、下記のリンクより確認いただけます。
〇ポイント
私はユニバーサルツーリズムの推進には、まずはどのような旅行なのかを「知る」ことからだと言い続けてきました。なので、初動では理解をするためのセミナーや研修は必須です。
その際にセミナーや研修を実施する地域の観光地を素材に解説することで、聴講者はよりイメージしやすくなります。
第二部は、山陰3日間のモニターツアーに参加いただいたグリズデイル・バリー・ジョシュアさん(カナダ出身・電動車いす使用)に、訪日&障がい者視点で約30分お話いただきました。
当日のセミナーの記事は下記をご参照ください。
「ユニバーサルツーリズムは着手しなくてはいけないテーマだと理解していても、何から始めたらわからない」というお話をよく自治体の担当者からお聞きします。
まずは今回のようなセミナーを実施し、その地域に合ったユニバーサルツーリズムの推進は何ができるかを確認するところから始めてはどうでしょうか。
海に囲まれ山が多い日本国内どんな地域でも、できることはゼロではありません。
必ずその地域ならではの魅力を障がい者だけでなく、高齢者や乳幼児連れ、訪日外国人に伝えることはできます!
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
0コメント