8/17、佐賀県庁、佐賀県観光連盟の方々に上諏訪のユニバーサルツーリズム(UT)の取組みをご案内してきました。
都内で開催される観光相談会の前後でUT視察をしたいと相談があり、上諏訪を提案させていただいたという経緯です。
ユニバーサルサポートすわの牛山代表と古村さんにご協力いただきました。
まずは駅前商店街の取組み。
「すわっていいよ」は、「諏訪っていいよ」と「座っていいよ」の意味があり、商店街の店先にはいつでも休める椅子が置かれています。
歩く観光地では高齢者に優しい配慮です。
次にご案内したのが「らくらく入店の会」の取組みです。
このシールは店内がバリアフリーではなくても、スタッフがお手伝いしますよ!どうぞ、お越しください!というメッセージです。
詳細は下記を参照ください。
その後、諏訪湖畔に建つ「ホテル紅や」さんに移動しました。
昨年改装して作られた貸切りユニバーサルSPA、車いすや杖を使用されている宿泊客に好評とのことですが、地域の高齢者とご家族のリピーターが増えていて、稼働率は高いと解説されていました。
昨年度、観光庁事業の実証で活用した電動カート、雨が降ってきたため館内で体験いただきました。
長い距離を歩かなくてはいけない観光地では、このようなモビリティの活用で足腰が不安なシニアだけでなく、誰もが楽しく観光できます。
ユニサポすわの牛山代表による活動の解説があり、有意義な質疑応答も行われました。
短い時間ではありましたが、佐賀県のユニバーサルツーリズム推進の参考になれば幸いです。
お忙しい中ご対応いただいた紅やの清水支配人、ユニサポすわの牛山代表、古村さん、ありがとうございました。
ホテル紅やは、今後さらに館内のバリアフリー化を進めるとのことで、アフターコロナのリカバリーにユニバーサルツーリズム!を確信されていることが伺えました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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