一昨日(5/24)、観光庁の今年度事業「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品創出事業」の採択結果が、全国の提案者に通知されました。
情報では、約1,600件の応募があり今回の一次では400〜500件(まだ公開されてません)が採択されたのではと言われています。
office FUCHI 〜オフィス•フチ〜では3つの案件を初動からお手伝いさせていただき、3件とも採択されました。
これで令和2年度の「誘客多角化事業」、令和3年度の「域内連携事業」、今年度の「看板商品事業」でユニバーサルツーリズムをテーマに携わることになります。
今後二次募集があるようですので、検討されている地域では、一次募集公示後に解説した下記の記事などを参考にしてください。
重要なのは、採択されればお金がもらえるということではなく、ユニバーサルツーリズムの推進を事業化する自治体がまだ多くない中で、主に以下の3点だと思っています。
①国の事業を活用してやりたいけど今までできなかった事を実現する。
②1年間の事業を通じて地域の中でユニバーサルツーリズム推進に賛同する仲間を増やす。
③次年度以降は地域で自発的に推進できる流れを創る。
実際に、令和2年度「誘客多角化事業」の物部川DMO協議会(高知県)では、事業後も継続的な取組みになり
2年後経った先日(5/18)、地域内で約20の団体が参画する「こうなんユニバーサルプロジェクト」が始動しました。
令和3年度「域内連携事業」のユニバーサルサポートすわ(長野県)では、人的サポート(旅行同行、入浴介助等)ができるユニサポすわと地域の観光業、旅館業との連携が課題でしたが、事業終了時の年度末には、諏訪湖温泉旅館協同組合もユニバーサルツーリズムの推進をすると言っていただき、現在一部の旅館では、ユニバーサルツーリズム推進担当を専任し情報の一元化に動き始めたとお聞きしました。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
0コメント