敬老の日(超高齢社会型観光)

今日は敬老の日、総務省は65才以上の高齢者は3640万人、高齢化率は29.1%となり、いずれも過去最高と発表しました。ご存知でしたか?7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会、21%を超えると超高齢社会と言われますが、日本は1970年に7.1%(高齢化社会)、1995年に14.5%(高齢社会)、2007年には21.5%「超高齢社会」に突入しているんですね。

 内閣府の令和3年度障害者白書には、身体障害、知的障害、精神障害の3区分について、各区分における障害者数の概数は、身体障 害者(身体障害児を含む。以下同じ。)436万人、知的障害者(知的障害児を含む。以下同じ。) 109万4千人、精神障害者419万3千人として、人口の7.6%は何らかの障害を有していることになると書かれています。 いずれも、ユニバーサルツーリズム、バリアフリー観光推進のセミナーや研修、講演では必ず触れるキーワードです。 開催期間185日間、想定来場者数2800万人の2025年大阪・関西万博では、多くの国内外の高齢者・障害者が大阪・関西を中心に日本全国を観光するでしょう。万博特需からの誘客を検討している自治体は、前回の2005愛知万博とは大きく環境が異なり「超高齢社会型万博」ということを理解し、今からユニバーサルツーリズム推進に着手されると良いと思っています。

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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。