瀬戸内バリアフリーコンテンツ探しの旅(尾道~鞆の浦)

3月21日(土)、せっかく福山まで来たので朝埼玉に帰るのはもったいないので、半日過ごしてきました。

(瀬戸内クルージング シトラス)

朝、福山駅発6:08岡山行きの山陽線に乗り1駅「東福山駅」へ(4分)

前日、早朝から食事ができるお店を調べていたら「福山魚市場」にたどり着き、駅から200mだったのでココ!に決めました。まさかこんなにアクセスの良い場所に市場があるなんて。

どうやら市場の中には一般客も買い物ができる「わくわく市場」というエリアがあって、その一角に何軒か食事処があるらしい。

すぐ近くには間もなくオープンを迎えるNEWわくわく市場の建物も。中は見ることはできませんが、バリアフリー市場のはず。

お店に突入し、ミニ海鮮丼とうどんを注文。

朝から大満足の朝食でした。

海外にツアーでご案内する際、どこの国に行っても市場は喜ばれますし強い観光素材の1つです。

〇〇マーケット(英語圏)、〇〇マルシェ(フランス)、マルクト広場(ドイツ語圏)、メルカド(スペイン語圏)など。

福山滞在中のインバウンド客に「電車で市場に朝食」、絶対に売れるコンテンツだと思いました。

市場までの動線にバリアはなく、東福山駅前にはバリアフリートイレもあるので車いすでもご案内できます。

ホテルに戻りチェックアウト後は福山駅9:06発三原行きに乗り4駅、「尾道駅」へ。(19分)

山から海までわずかな平地は線路、国道、商店街だけ。ロープウェイで千光寺公園まで上がると、天気がよければ瀬戸内の島々の向こうに四国を望むことができる、小さいころから尾道のこの雰囲気が大好きでした。

50代以上の方にとって、尾道と向島をつなぐ渡船は「時をかける少女」「さびしんぼう」、大林宣彦監督の「尾道三部作」が浮かびますが、今では「しまなみ海道」を走るサイクリストの聖地のようです。春の連休とあってかインバウンド客も含むレンタルサイクリストの長蛇の列。

余談ですが、前夜20代の広島県民若者たちとの交流があり、「尾道が昔っから好きでね、尾道と言えば大林信彦監督の尾道三部作でしょ!」と発言した瞬間に、全員ポッカーン。若い人たちは知らないんです(涙)

私はその脇の尾道駅前桟橋へ。

尾道10:00発の「瀬戸内クルージング」鞆の浦行きに乗船するためです。

3月から11月まで週末だけこの航路が運航されます。

桟橋の建物、動線、船内もバリアフリーです。(トイレは出航前に)

尾道から鞆の浦までを1時間弱で結びます。

小さいころから夏になると海水浴は三原港から島に泳ぎに行くのがあたり前だったので、瀬戸内の船も好きです。

島を過ぎるたびに新たな景色が現れるが島が集まる瀬戸内のこのあたりの良いところだと思います。

いくつかのスポットでは、船を減速し後部デッキから写真を撮らせてもらえます。

そうこうしているうちに鞆の浦へ到着。

160年前、坂本龍馬が「いろは丸事件」で滞在した鞆の浦は、江戸時代から潮待ちの港として有名な港です。

鞆の浦港の桟橋もバリアフリー。

少しだけ鞆の浦のまちを歩きました。

前日のプログラムにも参加されたシーカヤックの「村上水軍商会」の村上さんがお客さんを迎える準備をしていたのでご挨拶。昨年の視覚障がい者シーカヤックに協力いただいたことがきっかけで、昨日も「バリアフリー和船釣り体験」のアイデアなど出していただき、ユニバーサルツーリズムの良き理解者です。

さらに、前日交流した尾道三部作ポッカ―ンの若者たちが鞆の浦バリアフリーマップ作りに参画した地元「福山市立鞆の浦学園」の中学生に案内されて鞆の浦を散策しているところに少しだけ合流。

この若者たちが次のユニバーサルツーリズムを担ってくれるかもと思うとワクワク交流できました。

(前日登壇したので、「先生、先生」と冷やかすもんだから、脇のお店で酒のつまみを買おうとすると、店主から「学園の先生ですか?」と聞かれちゃいました。「いえ、ただのヒゲボウズです」)

鞆港バス停11:18発福山駅行きのバス(車いす可)に乗って、12:00前に福山駅に戻ってきました。

〈行程〉

福山駅(9:06発)=🚃=(9:25着)尾道駅・尾道駅前桟橋(10:00発)=🚢=(10:55着)鞆の浦港・鞆港バス停(11:18発)=🚌=(11:55着)福山駅

今回は足早に移動しましたが、便数の少ない船の時間だけ決めておいて尾道や鞆の浦でゆっくり過ごすと丸1日楽しめるおすすめバリアフリールートです。

移動手段が観光素材なので、足腰が不安な高齢者にもおすすめ!





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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。