8月26日(火)、観光庁より令和8年度の観光庁予算概算要求が公表されました。
ユニバーサルツーリズムについてはどうでしょうか。
前年度予算額30百万円から400百万円と約13倍とあります。
①ユニバーサルツーリズムの促進に向けた調査検討等→今年度からの継続。販売に向けた取組み
②ユニバーサルツーリズムの機運醸成に向けた取組み→今年度はなかった項目
③バリアフリー化に必要な施設整備等→今年度からの継続。宿泊施設等の施設バリアフリー化補助金
他の項目に比べて、額の大小はありますが前年度比としては突出していることがわかります。
予算の多くは③施設のバリアフリー化補助金に使われるので、実質ユニバーサルツーリズム促進事業①②は300百万前後と想定されます。
観光庁がユニバーサルツーリズムに力を入れているというメッセージとしては、観光業界全体・自治体へ与えるインパクトは相当なものです。
主要業界紙の見出しとユニバーサルツーリズム関連に関する記事をまとめてみました。
10年ほど前、宿泊事業者が約100名集う場でユニバーサルツーリズムについてお話する機会がありました。
冒頭私は「この中でユニバーサルツーリズムという言葉を聞いたことがある、知っているという方手を挙げていただけますか?」と会場に問いかけました。
何名の手が挙がったと思いますか。
わずか5名でした。
この10年、東京オリパラ2020に向けた動きと連動して「心のバリアフリー」が推進され、観光庁の「心のバリアフリー認定制度」の認定数は全国で3000件を超えました。
この認定制度の認定要件として従業員に対して「バリアフリーに関する教育訓練を年に1回以上の実施」が必須となっており、全国でユニバーサルツーリズムに関連する研修、セミナー等が実施されています。
ユニバーサルツーリズム推進は、まず理解・啓発からとお伝えしていますが、さらにその前に言葉として「知る」ことが必要で、観光庁の概算要求、業界紙の発信がまさにこれにあたります!
この内容や業界紙を目にする多くの未着手自治体(県市町村)観光課、全国のDMO、観光協会、宿泊施設はユニバーサルツーリズムの推進に向けて動き始めるでしょう。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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