2月27日(木)岡山駅前のANAクラウンプラザホテルにて、ユニバーサルツーリズムセミナーが開催されました。
主催は、KNT-CTパートナーズ会岡山支部(近畿日本ツーリスト・クラブツーリズムと契約をしている岡山県内の観光事業者の会)です。
参加者は宿泊、交通(バス)、観光施設、観光連盟の他、会以外からも岡山県でユニバーサルツーリズムを推進しようとしている方々、40名ほどでした。
一部の講演では、「2025超高齢社会型万博 全国で加速するユニバーサルツーリズム」と題して
・ユニバーサルツーリズムとは
・国(観光庁)の取組み
・私が近畿日本ツーリスト・クラブツーリズム在職中に実施した国内外のツアーの様子
・関西(大阪・兵庫)の取組み
をお伝えしました。
二部は用意いただいたアイマスクを用いた視覚障がい者・手引き体験、観光事業者が知っておいたほうが良い車いす操作体験です。
車いすも台数を用意いただけたので、参加者の体験の時間も多く取れました。
私の知る限り、現時点では自治体の観光計画の中でユニバーサルツーリズム推進を掲げていないと思われる岡山県、岡山市ですが、昨年から医療介護コンサルの㈱コネクシーを中心に「ユニバーサルツーリズム研究会」が発足し、定期的に研修が行われています。(下記のNEWS&BLOG参照)
このようなセミナーの場に観光事業者だけなく、このような団体の方が参加し接点ができたことが非常に良い機会だっと思っています。
今後具体的に動き始める際に、旅行会社や観光事業者が苦手とする高齢者・障がい者の対応は理解されている団体・組織との連携で解消できることが多いので、初動段階で接点ができることが重要になります。
ここ数年ユニバーサルツーリズム推進で懇意にしている山陽学園大学(岡山)の中村敏先生からお声かけいただき実現しました。
最後に参加者にお伝えしたことは、やっぱりこの一言でした。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
0コメント