10月1日(火)、東京を訪れた修学旅行生(高校)のバスに同乗し、浅草からスカイツリー、お台場に移動するバス車中でユニバーサルツーリズム講義を行いました。
私が担当したクラスは、福祉や介護、保育を学んでいるということで、今年5月に学校の修学旅行を担当する旅行会社から滞在中に「ユニバーサルデザイン」を学ぶ場が作れないか?と相談を受けました。
私の場合は「旅」を通じて高齢や障がいがあっても誰でも楽しめる「ユニバーサルツーリズム」ならいくらでもお話できますよ、とお応えし何度かのやり取り、提案の結果
東京おもちゃ美術館→〈約30分〉→浅草→〈約15分〉→東京スカイツリー〈約30分〉→お台場
この移動中のバスの中で語ることになりました。
現在はバスの種類によってはPCデータをTVモニターに投影することが可能なタイプもありますが、事前確認で今回のバスは対応してないことがわかったので、生徒に用意した資料は1枚のみ
浅草寺を訪れる前には、浅草の人力車屋「時代屋」さんと開発した車いす乗降可能人力車開発の話。
自由行動中に気付いたまちのバリアフリー、ユニバーサルデザインはカメラで撮影すると後日学校で振り返りできること。
限られた自由行動の時間ですが、「浅草寺のバリアフリー対応を確認せよ」というミッションも与えました。
その後、東京スカイツリーへの移動時には2012年5月22日開業に合わせて企画した浅草ビューホテルの24階バリアフリールームを使った宿泊プランの話。
東京スカイツリーのユニバーサルサービスガイドの解説をしました。
生徒がスカイツリーを見学している間に、インフォメーションに向かいユニバーサルサービスガイドで紹介されている「コミュニケーション支援シート」を入手。
お台場への移動の際に、このような工夫はホテルや観光地でも導入されていて、外国人対応だけではなく、聴覚障がい者とのコミュニケーションにも活用されていることなども解説しました。
その後はお台場に到着するまで、生徒からの質問や感想に解説を加えながら半日のバス車内ユニバーサルツーリズム講義を終え、お台場でお別れしました。
バス車内という限られた環境、交通量によっては時間も読めない状況の中どうなることやら?
と思いながら準備をしましたが、終了時の担任の先生からいただいた感想から学校側の期待にはお応えできたのではと思っています。
私にとっても、高齢者施設や福祉施設で働こうと思っている若者たちに、このような場を通じてユニバーサルツーリズムの考え方を伝えることができたことは新たな発見でした。
そして将来彼女たちが覚えてくれていれば、勤務先の高齢者や障がい者との旅を創ってくれることでしょう。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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