あ〜今日は確実に雨が降る、朝降るか昼からかの違いで確実に雨だ。
次の『60番横峯寺』〜『63番吉祥寺』の車での巡り方は特徴があって、道順に沿っていくと国道11号沿いを61→62→63→60となります。横峰寺だけが標高750m、国道から11km車のすれ違いも厳しい山道を登らなくてはいけないからです。
雨なら途中でせとうちバスの参拝バスに乗り換えるつもりでいました。しかし、雨が降ってなければ行ける!運を天に任せてバイクを選択しました。
朝6:00にホテルを出発、いつのまにか多くのライダーが泊まっていました。
国道196号を南下、松山と高松を結ぶ国道11号で左折して山道に入る前のコンビニで気合いの朝食。
そして意を決して一気に山道へ。
途中の料金所でオジサンに
「先に何台か行ってますか?」
「8台くらいかねぇ、まだ降りてこんから大丈夫じゃよ、気ぃつけていきやー」
幸い朝早いので下りの車はなく安心して登れます。
無事たどり着き駐車場からお寺まで坂道を下って数分、シャクナゲの花がちょうど見ごろの本堂へ。
下りは乗用車の後ろに付きコバンザメ作戦で戻りました。
山を下り終えたところで霧雨のような雨が降ってきたのでトンネルの中でレインウェアを着込みます。
しかし、これが山の上だったらと思うとゾッとするくらい、逆にラッキーでした。
そこからは国道11号沿いに
体育館のような本堂の『61番香園寺』、ここも以前宿坊でお世話になりましたが今はやってないそうです。
ここまではお寺の間が1.5〜3kmで続くので10:30には5ヶ寺終えることができました。
愛媛県最後のお寺『65番三角寺』までは46km、ここから国道から海側の県道13号にそれて伊予西条市や新居浜市の市街地を抜けながら東に向かいます。
11:00、早めのお昼をと道沿いのお店を気にしながら走っていると11時過ぎだというのに車が数台止まっているそば屋あり、引き返して入ることにしました。
わざわざ「本日いなりずしあります」と札があるので、そばと作りたてのいなりずし1個をいただきました。
途中瀬戸内らしい海沿いの景色を眺めながら三角寺へ。
13時前に到着し、レインウェアを着込んだままで階段を上がり愛媛最後のお寺をお参り終えました。
ここから24km、香川県最初のお寺『66番雲辺寺』は四国霊場中最高峰924mの山頂のお寺。
香川と徳島の県境のため住所は徳島県池田町で、大型バスや一般的には雲辺寺ロープウェーで香川県側から昇って参拝します。
今回の計画では池田町から山道をバイクで登る予定にしていましたが、雨なのでロープウェーにしました。
ありがたいことに屋根付きの駐輪場があったので、レインウェアを脱ぎ身軽になってロープウェーへ。
本来は絶景を望めますが、ほぼ真っ白。
有名な五百羅漢も雨で幻想的でした。
ロープウェーを選んだので予定より先に進むことができ、本日最後は観音寺市の『68・69番 観音寺・神恵院』を16:30にお参りして終了です。
ここは、同じ敷地に2ヶ寺並ぶ珍しい札所なんです。
宿は、前日の夜に決めた琴弾公園に建つ琴弾荘、以前ツアーで泊まったことがあるので懐かしかったのと、この部屋が素泊り6,300円に惹かれました。
しかーし、知らぬ間に経営は中国の方になっていたようで楽しみにしていた大浴場はやっておらず、館内は大きな中華宴会場のように変わっていました、残念。
なのでバイクで5分ほどの地元スーパー「マルナカ」に買い出しに行き部屋呑み、これも楽しみの一つです。
本日の走行距離:168km
総走行距離:588km
3回目給油時
驚異のリッター59.0km、カブ恐るべし!
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
0コメント