4月26日、第一生命経済研究所よりアフターコロナのユニバーサルツーリズム推進に向けてとして、高齢者・障害者の旅行に役立つ情報提供という記事が配信されました。
(第一生命経済研究所)
この記事の中で、観光庁が推進する「心のバリアフリー認定制度」について記載されていて、各県の取組み状況がわかりやすい表になっています。
私が知る限り、認定施設数が多い、北海道、千葉、東京、長野、兵庫、福岡、鹿児島は自治体としてユニバーサルツーリズムの推進を事業予算化しています。
認定数の中には、会社として全国の施設を申請された東急ホテル系列、コンフォートホテル系列、管内のサービスエリアすべてを観光案内所として申請されたNEXCO東日本等が含まれるので、単純に自治体の取組み状況とは言えませんが、積極的にユニバーサルツーリズムを推進する自治体は認定のための支援も行いながら認定数は確実に増えています。
そして、取組む自治体とスルーする自治体の差が確実に広がります。
いまだに、「ユニバーサルツーリズムに取組むメリットは何?」「それで売上げが伸びるのか?」等を耳にすることもありますが、上記のような表を目にするだけで高齢者や障がい者はストレスなく旅行できる観光地(県)はどこかということがわかりますし、観光地(県)はPRに十分使えるはずです。
ユニバーサルツーリズムの推進は、誰もにやさしい観光地(県)選ばれる観光地(県)の前提条件になりつつありますね。
〈観光庁 心のバリアフリー認定制度〉
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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