2日目!視覚障がい者夢の自動車運転ツアーはこんなことも!

(2日間のプログラムを終えて集合写真)
2日目がスタートしました。
2グループに分かれ、片方は全身にハーネス、頭にヘルメットをかぶり森を登っていきます。
体験するのは、ジップラインつばさです。
往復全長561m、森の上からサーキットに向けての空中散歩。
この体験は、数年前にもてぎに登場した際に私自身がアイマスクを着用し、インストラクターの手引きですべて検証し、リスクを潰してから実現しています。
手引きの研修社員も一緒に楽しむのもミッションです。


運転は、2日目になると外周を走行するだけではなく、コース内に描かれた複雑なカーブ、直線では急発進、急制動などを体験します。

約20回(ご本人も忘れたとのこと)毎回奈良から参加の的場さん、インストラクターのクロックポジションの指示に合わせてスムーズなハンドルさばきとアクセルワークです。
そして、2005年にこの方の一言「渕山さん、一生に一度でいいから車を運転したいんだけど」で実現しツアーにまでなってしまった東京の望月さんも、もはやプロ!
そして、横から指示を出すインストラクターがプロ中のプロなのです。
「交通教育センターもてぎ」のインストラクターは、運転を職業としている方々(トラック、タクシー、時に警察)に安全運転技術を指導されています。
運転席の視覚障がい者が慌てないよう、指示を出している様子が動画から伝わると思います。

そして、プログラム最後は急発進、急制動
このプログラムも、アトラクションとしてではなく、「車は急に止まれないこと」「ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)という機能があること」を学ぶ安全運転体験の一環です。

後部座席の研修社員は、今までこんなブレーキの踏み方をした事がなく、ABS機能、タイヤの重要性を感じる機会となりました。

最後は、インストラクターの皆さんも一緒に記念撮影、パシャリ!

※画像、お名前は許可をいただき公開しています。

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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。