第1回目のJINRIKIを100台届けるプロジェクトは、多くの方の協力を得て昨日無事終了した。
改めて感謝の意を込めて現地でお世話になった皆さまを紹介させていただきたい。
【日本出発前から中村さんにアドバイスや協力いただいた方や団体があることはお聞きしてますが、ここでは活動報告として現地に限らせていただくことご了承ください】
木村さんのアレンジで、現地滞在中にメディア取材も設定いただき、東京新聞では大きく取り上げられ、web版では動画でも紹介された。
また、ご本人も私たちと別れてすぐにJBpressに今回の記事を投稿されている。
続いて、活動初日にポーランドでのウクライナ避難者の状況や、クラクフ市内の避難場所を教えていただいた宮永匡和さん(画家)
(右から2番目)
宮永さんは、諏訪中央病院の名誉院長 鎌田實先生が理事長を務める「チェルノブイリ連帯基金」のウクライナ支援をクラクフで手伝っておられる。
この基金では、避難者が必要とする物資を引き続き届けている。
ワルシャワで大使館を通じて紹介いただいたのは、坂本龍太郎さん(日本語学校 教頭)
(右)
坂本さんは、日本語学校の運営の傍ら日本でのオンラインイベント等を通じて、ウクライナ、ポーランドの今を発信されていて、まさに今、クラウドファンディングで募金活動を実施中。
JINRIKIのウクライナ国内の届け先のイメージなどもアドバイスいただいた。
寄付金で何を購入しどう届けているかなど、日々Facebookで発信をされている。
そして、在ポーランド日本国大使館の宮島大使(車いす)、神尾一等書記官(左から2番目)、益田二等書記官(一番右)
宮島大使自らJINRIKIを引く、乗る体験をしていただき大使館のFacebook(https://www.facebook.com/JapanEmb.Poland)でも配信いただくなど心強い応援団になっていただいた。
同じく大使館から紹介いただいたのは、吉田祐美さん(中)と重成美香さん(右)(社会福祉法人福田会 ポーランド事務所)
ポーランドとのつながりの長い福田会では、ロシア侵攻直後から避難した子ども支援や、レストランでの食事支援などを行っていて現在も募金は継続している。
車いすを使用している子どもには、帰国後の生活にもJINRIKIを使ってもらえる連携をとなった。
日本からの学生ボランティアとの連携に協力いただいたのは、日本財団の石川陽介さん(右)。
日本財団では、ウクライナからの避難者に食料や物資の配布等を行うNGOの後方支援に学生ボランティアを派遣(10月までに全7回、最大105人)がスタートし、今回は第1陣の学生にJINRIKIの指導を行い活動先での活用を託した。
「JINRIKI」ウクライナ支援プロジェクト、今回はリサーチを兼ねており夏に予定している約500台の寄付を必要としている避難者に届けるためのルート作りが重要だった。
多くの方の協力でその道筋が作れた12日間だったことは間違いなく、これから次回の体制作りと現地との連携を重ね、全国から集まった善意が有効に活用されることを第一回目に携わった1人として願っている。
今回の全活動記録は、以下を参照。
office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉
渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。
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