ユニバーサルツーリズムセミナーin伊那谷

昨日(9/30)、桜の名所長野県の高遠で伊那谷観光局主催のユニバーサルツーリズムセミナーが開催されました。間もなくウィズ・コロナ時代の観光がスタートします。今まで旅をあきらめていた障がい者、高齢者、誰もが訪れる観光地を目指すことで、選ばれる観光地になると「ユニバーサルツーリズム」の推進をお伝えしてきました。(2021.9.30)




「ユニバーサルツーリズム推進セミナーin伊那谷」が開催されました!

こんにちは!商工観光課です。 9月30日、(一社)伊那谷観光局主催の「ユニバーサルツーリズム推進セミナーin伊那谷」に参加してきました。 こちらは、「高齢者や障がい者を含むすべての人たちが旅を楽しめる地域づくり」のために同観光局が行っている、ユニバーサルツーリズム普及啓発活動の一環として開催されたもの。主に行政の観光担当者等が集まり、上伊那地域での受け入れの心構え醸成やおもてなし力の向上を目指しました。 舞台は上伊那を代表する観光地「高遠」! 高遠さくらホテルから見た高遠湖(ダム湖) 春には桜が湖面に映ります 第1部として高遠さくらホテルにおいて基調講演が行われた後、第2部ではホテル横のほりでいドームや高遠城址公園にて疑似体験を行いました。 基調講演の講師はオフィス・フチの渕山知弘氏と、ユニバーサル・サポートすわ(以下ユニサポすわ)代表の牛山玲子氏。業界の第一人者による豪華二本立てです! 渕山さんからは、「誰もが訪れる伊那谷に向けて」と題し、ユニバーサルツーリズムとは何か?という基本中の基本からお話をいただきました。講演の中では、視覚障がい者の方向けの自動車運転体験ツアーなど実際の取り組み事例も紹介され、その際の「『できない理由』を考えるのではなく、『どうやったらできるか』を考える」という言葉には、ユニバーサルツーリズムの神髄を垣間見た気がしました。(オフィス・フチ HPはこちら) ところで皆さん、ユニバーサルツーリズムとは何かご存じですか? 観光庁のHPには、「ユニバーサルツーリズムとは、すべての人が楽しめるよう創られた旅行であり、高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行を目指しています。」との記載があります。(観光庁HP) 「高齢だから…」「視覚が弱いから…」などと気兼ねすることなく、誰もがやりたいことを思い切り楽しむことができる、ユニバーサルツーリズムとはそういった取り組みなのだと感じました。

い~な 上伊那

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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

渕山知弘 office Fuchiのサイト 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に宿泊、交通、観光のバリアフリー化が加速し「心のバリアフリー」が推進されています。 大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行、ユニバーサルツーリズムに携わった経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズムの推進をさいたま市の見沼田んぼの片隅からお手伝いしてます。